運河時代1R目に何をしたら良いか?

よく言われているのは「3人が『借金、借金、開発』の組み合わせになる」です。

定跡と言って良いかもしれません。


運河時代1R目の借金や開発、その他の動きについてまとめていきます。


①借金:1人目の場合

このゲーム、お金を持っている方が有利になるのは確かです。

なのでなるべく早く借金し、次のラウンドにはマイナス収入を消したいところ。

そのため1R目から借金し、2R目に行うアクションは敷設+Lv1鉄となります。



写真のように炭市場からつながるほとんどの都市で鉄が出せます。

なのでこれらの都市カードか鉄産業カードが初期手札にあれば、

初手借金して良いでしょう。

1R目最初に借金をしたプレイヤーは、

必然的に2R目の1番手となるので確定でこれが行えます。


しかし初期の鉄市場では鉄が2個売却されるだけで、

タイル上に2個残ってしまうと不安になるかもしれません。



でも後述しますが、1R目に誰かが開発するのは濃厚です。

また残ったとしても、無料の鉄を後手番2人のどちらが使うかの駆け引きが発生します。

高い確率で2R目中に使われるので余らせても構いません。


②借金:2人目の場合

前手番の人が借金をした場合、上記の敷設+鉄が予測できます。



そうすると、赤丸の炭が使われ市場の空きマスが2つになります。

そのため1番手と同様に、2番手は2R目に敷設+Lv1炭で借金を返すことができます。

その場合の選択肢を先程の敷設+鉄の写真に重ねると、



こうなります。
青い線に繋がる都市は確定で行えます。
しかし紫の線に繋がる都市は、2R目の1番手の行動次第のため、都市カードでは不安が残ります。
炭産業カードがあればどの都市であっても確定で行えるので、
初期手札と相談の上で選択してください。

③開発
初手の開発は単純に強いです。
Lv1樽2枚か、Lv1の炭と鉄、このどちらかが良く見られます。

開発で4金使うため高い確率で2R目3番手となります。
前手番の2人が「敷設+鉄」「敷設+炭」と行動していた場合、
市場は炭も鉄も1個1金。
ここからの選択肢は更に開発するか、
売却の準備を始めるか、
といったところです。

④敷設
これをするときのパターンは3つ。

1つ目は、初期手札の産業カードの有効利用。
必ずしも自分の思い通りにいかないことがデメリット。

2つ目は、2R目の2番手狙い。
1R目に1番手借金·2番手開発となった場合は、
3番手で敷設すると次Rの2番手が確定します。
2R目は1番手が敷設+鉄と動くと市場に鉄が補充されるため、
2番手は6金で開発が2回行えます。

3つ目は、1番手2番手が4金以上使ったときの2R目1番手狙い。
2R目行うアクションは借金+鉄。
①で説明した借金→敷設+鉄のアクションを入れ替えることで、
収入時の-3金を支払わずに済みます。

⑤6金開発
僕はよくやるのですが、人にはオススメしません。
2R目の3番手からの3R目1番手という連続4アクション狙いです。
デメリットは、前手番が4金でやったアクションを6金でしてること、
借金→敷設+鉄とやったプレイヤーの鉄の売却益を6金から10金に上げていること。

⑥炭
白ブラスを始めてたてのころは初手Lv1炭の可能性は色々考えたのですが、
2R目はほぼ3番手になるので他人に美味しく使われる未来しか見えませんでした。

しいて挙げるなら、1番手2番手ともに借金をしたときに、
コールブルックデールに炭。
2R目に1番手が合わせてコールブルックデールに鉄を出すと、
市場の炭が消費されず2番手が困る!だけ。

⑦偵察
実質パス。
初手でやる必要は無いでしょう。