最近、『古事記』にはまっていて、走水神社にはいつか参拝してみたいと思っていた。
鳥居から社殿まで、まっすぐ。青空の広がる好天に恵まれた一日。
神社の由緒書き
鳥居に掛けられた『走水神社』の扁額。
左右には狛犬
本殿までの石段を上がってみる。
石段から振り返ってみた風景。訪ねた理由は二つ。参拝ともう一つはこの風景が見たくて。
海の向こうには、微かに房総半島が見える。千数百年前、日本武尊は、この地から房総を目指して渡航した。
本殿からさらに奥に進むと「弟橘媛の記念碑」がある。
碑文は海に向かって建てられている。
歌碑の歌は、相模の小野で、賊に欺かれ周囲に火をかけられ窮地に立たされた日本武尊は、弟橘媛の身を気遣いながら剣と火打ち石を使い窮地を脱した。その時の日本武尊の愛情に応えて弟橘媛が歌った和歌。
さねさし 相模の小野に 燃ゆる火の 火中に立ちて 問ひし君はも
(相模の小野で燃え盛る炎の中に立ち、私の安否を気遣い呼びかけてくださったあなたよ)
御朱印はこちら。
そしてお守りもいただきました。