遮那王のブログ -4ページ目

遮那王のブログ

歴史好き旅好き人間の、歴史探訪日記

最近、『古事記』にはまっていて、走水神社にはいつか参拝してみたいと思っていた。

 

 

 

鳥居から社殿まで、まっすぐ。青空の広がる好天に恵まれた一日。

 

 

 

神社の由緒書き

 

 

鳥居に掛けられた『走水神社』の扁額。

 

 

左右には狛犬

 

 

 

 

 

 

手水舎

 


石段の横には弟橘媛の舵の碑がある。




日本武尊の一行がこの地から房総へ渡ろうした時、尊は「是小海のみ。立跳(たちはしり)にも渡りつべし」(こんな小さな海は、立って走ってでも渡れる)と言挙げすると、それが海神の怒りを買い海神が激しい波を起こした為、渡海することができなくなり、妃の弟橘媛が海神を宥める為自らが犠牲となり逆巻く海に入水し、波は静まり無事渡航できたと言う伝説。

「古事記」「日本書紀」の日本武尊伝説には言挙げ(慢心)により神の怒りを買うシーンがいくつ出てくる。




反対側には、御神木。




本殿までの石段を上がってみる。




石段から振り返ってみた風景。訪ねた理由は二つ。参拝ともう一つはこの風景が見たくて。




海の向こうには、微かに房総半島が見える。千数百年前、日本武尊は、この地から房総を目指して渡航した。





本殿









本殿からさらに奥に進むと「弟橘媛の記念碑」がある。




碑文は海に向かって建てられている。

歌碑の歌は、相模の小野で、賊に欺かれ周囲に火をかけられ窮地に立たされた日本武尊は、弟橘媛の身を気遣いながら剣と火打ち石を使い窮地を脱した。その時の日本武尊の愛情に応えて弟橘媛が歌った和歌。


さねさし 相模の小野に 燃ゆる火の 火中に立ちて 問ひし君はも

(相模の小野で燃え盛る炎の中に立ち、私の安否を気遣い呼びかけてくださったあなたよ)

















参拝の後は、社務所へ。




お守りと御朱印はこちら。








そして御朱印帳をいただきました。

表紙は弟橘媛を描いた素敵な御朱印です。ビニールカバー付きなのがうれしい☺️。

表紙の色は青とピンクがある。両方ともいただいた。


御朱印帳はビニールカバー付きなのがうれしい☺️。

 


御朱印はこちら。

 




そしてお守りもいただきました。