見終わってから転げ回ってました。
以下、ネタバレ注意です。
お話は、敵国バルギアとアトランドの戦争が開始され、その裏では戦争を止めるためにカイナ達が奔走するというものです。
この戦いが、水を巡るものなので、みんなが充分に水が行き渡るならば、戦う必要など無い。
そして、その水を与えてくれるであろう〈大軌道樹〉について、お城の地下の古い時代の布に書いてあったはず。
これを探しに行きました。第5話の伏線回収です。
布は大軌道樹に至る地図であり、これをリリハは父(国王)に見せて戦いを止めるため、布を持って帰りますが、地上に出てきたところで、バルギアの古代の超兵器が起動するのを見ます。
バルギアに潜入していた精鋭部隊の隊長は女騎士に追い詰められ、提督の操縦する、その兵器の起動を見ることになります。
「もう無駄だ、あれが動き始めた」
「なんだ…」
「我々は〈建設者〉と呼んでいる」
『BLAME!』で壊れたところを直しに来る建設用ロボットです。
『BLAME!』の主人公のメイン武器が、一発で直線数十 km 吹き飛ぶので、よくお世話になります。
『BLAME!』と一緒に映画館でやってたみたいですが、本当に『BLAME!』との繋がりが、しかも〈建設者〉がくるとは思いもしませんでした。
白状すると、ストーリーが遅々として進まず、ちょっと心配してました。
そして、極悪非道な提督閣下は大嫌いでしたが、カッコ良く〈建設者〉乗り回してる姿に、なんか可愛げがわいてきました。
でも、確かにあの中世ヨーロッパ的な、魔法とかもない世界なら、現在のパワーショベルでも充分化け物ですね。
ここまでで判ったのが、本予告に登場した〈東亜重工〉ロゴがあの〈建設者〉のものであることです。
あのバルギアで会った3人の
「俺たちの船をやるよ」
という言葉のあとだったので、てっきり空中戦艦的なものかと思ってました。
そして、カイナは
「あの模様、どこかで…」
とつぶやいてます。
リリハが幼い頃に、アトランドではない軌道樹で迷子になったときに手に入れた首飾りです。
たぶん、東亜重工の装置類のマスターキーみたいなものじゃないでしょうか。
現実世界の設計思想みたいなものを延長すると、あの首飾りを持ってる人に〈建設者〉が当たりそうになったら、安全装置が働いて止まっちゃいますね。
本当にこれからの展開が楽しみです。
無理せずに、『水星の魔女』みたいにワンクール開けたりしながらでも、作りたい作品を作って欲しいです。
絶対 Blu-ray Box 買う人は既にひとりいます。