リュウスレイヤーのブログ 木原隆介のコラム 鉄の脛 -8ページ目

リュウスレイヤーのブログ 木原隆介のコラム 鉄の脛

直心会和歌山キックボクシング、会長の木原隆介が自己の知識、記憶、経験、観察力、洞察力を駆使して挑むバラエティーコラム
       鉄の脛(てつのスネ)
直心会和歌山キックボクシングの
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アスペルガーは誰だ? 3

 

 そのあと、僕は溜まったモヤモヤのはけ口を見つけるため、とりあえず自分のバンドの相棒ドラマーに電話した。相棒ドラマーはあのライブの日、コンビニで雑談した現場にいて、その後輩君にたいへん良い印象をもっていた。

 

 相棒ドラマー 「…そ、そうですか!まったく、人間不信になりますね

           ~!あの子にそんなところあるなんて信じられない。  

           木原さんのこと慕って(したって)たじゃないですか!

           バンドもキックもリスペクトしてて…!」

 

   俺 「…やろ?  しかも8歳上の先輩にあの態度180度転換

       は何なんだろうね!」

 

 相棒ドラマー 「…もう、あんまり若いヤツ、信用したらあきませんね

            ~!」

 

  俺  「…えらい目にあうわ~!」

 

 電話ではこのようなやり取りが続いた…。

 

 

 

 そして後日、相棒ドラマーと会う機会があった。そうこうすると例の一件に話が流れた。

 

 相棒ドラマー 「…しかし、信じられませんねぇ~。僕もショックです。

            何を信用したらいいのか! …。人違いじゃないで

            すよね~?」

 

    俺    「…人違い? それはないと思うけど…。」

 

 相棒ドラマー 「ドラムで生計建ててるっていってたじゃないですか!

           僕、他にそういう人知ってるんですけど。たしかその

           人の名前も「森君」 だったような…。はっきり覚

           えてないですけど…。」

 

    俺    「だからその子が森君なんだよ!」

 

 相棒ドラマー 「いや、また別にいるんですよ。 そのひとも、いろんな

           バンドに雇われてギャラもらったり、生徒集めて教室

            開いたりして。 多分、その名前~、森さんとか言っ

           てたような…。ギタリストの猪上君、電話番号、間違

           えてないですか?」

 

       俺  「ん~。 この狭い和歌山、ドラムで生計建てる

            森さん、何人もいない!ほな、その人の顔や。                          

           この間のコンビニの兄ちゃんとは

            違ったりせーへんわなぁ~!」

  相棒ドラマー 「違います。 僕の言う森さんはあのコンビニの兄ち

            ゃんではないです!!」

 

   俺     「…君、それ早よ言うてくれよ! それやったら話わか

          る。 辻褄(つじつま)合う。 そら、訳の分からん人間

           からいきなり電話で自己紹介されてキックやの、メタ

          ルやの言われても「はぁ~?」なるわ~。まだ最後に

          訳も分からず「ありがとうございます!」って言うてくれ

          たんで彼、「いい人!」やで! これ完全に猪上くん、

          人、間違えてるわ!!」

   

 相棒ドラマー  「…まだ、分からんっすよ~!」

 

  俺     「いや、けっこう満更(まんざら)でもない。 俺、明日

          一回、猪上君に、聞いてみるわ~!」

 

  ということで、ようやく暗闇から薄日が差し、黒雲が掃けてきた。

   

 

 二人で用事を済ませたあと相棒ドラマーは

 

 「…明日、結果聞かしてくださいよ。 僕も気になるんで…。

   このままじゃ、人、信じなくなる!」

 

       と念を押した!!!

 

 

 

           つづく