家呑み編です。
実店舗の酒屋さんや通販なので買いそろえた タムナヴーリン・ダブルカスク¥3550、ジャーマン・ピノノワールカスク¥3960、テンプラリーニョカスク¥5280。
先日開栓したタムナヴーリンのジャーマン・ピノノワールカスクが思いのほか飲みやすく、美味しかったので、他にどんなものがあるか調べてみましたら、上記3種以外にも定番のシェリーカスクや白ワインカスク、フレンチカベルネソーヴィニヨンカスクなど色々ありました。
残念ながらすべてを買い揃えるだけの甲斐は持ち合わせていないので、ダブルカスクと、ワインの中でも好んで飲んでいるテンプラリーニョカスクを購入。
上の写真で左端に置いたダブルカスクはアメリカンオークとシェリーの樽で熟成したもの。
こちらは前回投稿したジャーマン・ピノノワールカスク。 赤ワイン樽熟成です。
そして、まさか有るとは思わなかったテンプラリーニョカスク。 これだけは1000mlボトルなので他と比べて大きく、価格も少し高いです。
さっそくグラスに注いでみましょう。
グラスを通して眺めるとほどんと違いが判らないのですが、上から液体を直接眺めると、2つの赤ワインカスクの色見が少し濃く見えますね。
瓶を並べて比べてみるとさらに違いが判ります。 真ん中2本の赤ワインカスクは、赤みがかってますね。 ちなみに右端は常飲しているブラックニッカ。
タムナヴーリンの箱やラベルには non colouredの表記が無いのでカラメル色素で着色している可能性もあり、赤ワインカスクを意図的に赤っぽく仕上げたのか、本当にこの色なのかは不明です。
ま、見た目が醸す雰囲気も大事ですからね。
早速ストレートで味わってみましょう。
ダブルカスクはウィスキーで良く表現されるハチミツのような甘い香り。 リンゴのような印象。 飲んでみますと、香りと同様の甘さがあります。 スペイサイドのためなのか、飲みやすいです。
ピノノワールカスクはイチゴのような香り。 ワインで味わうときのようなタンニンや酸味はなく、ダブルカスク以上に飲みやすい。 口に含んだ瞬間は薄味に感じるほどです。
そして、赤ワインでは好んで飲んでいるテンプラリーニョ種。 このワインの樽で後熟したテンプラニーリョカスクは、ピノノワールカスクと同様にベリー系の甘い香り。 ワインの場合ですともう少しチェリーっぽさも感じるのですが、それは無いですね。
続いて、氷を入れて冷やし、3つを味わってみます。
ダブルカスクは樽っぽさといいますか、木の香りが現れます。 2つの赤ワインカスクはより一層仄かな味わいとなりました。
テンプラニーリョカスクとピノノワールカスクに違いがあるとすれば、前者の方はテンプラリーニョのワインと同じようなスパイシーさを余韻に感じることでしょうか。 いずれも余韻が短く、すっきりとした後味。
タムナヴーリン、3種とも美味しかったです。
しばらくはこの3本をチビチビを飲み続けます。
ご馳走様。