金沢駅からバスで7分ぐらい。
金沢市武蔵にある百貨店「エムザ」の地下レストラン街にある キッチン・ユキで、野菜玉子カレー¥1080。
キッチン・ユキは金沢市のお隣、白山市にある老舗の洋食屋さん。 ベーキライスやブラックカレー、そして、ヤータマこと玉子野菜スパゲティが定番のメニュー。
自宅からは結構離れているし、白山市方面に出かけることも稀なので、すっかり足が遠のいていました。 前回投稿は2018年6月でした。 ところが昨年、エムザの地下に支店をオープンされたとのこと。
さっそく、お店を訪問。 すると驚愕の事実が!!!
昨今の流れからか、券売機で食券を買うシステムになっているのですが、その横にあるメニューにはカレー、ハヤシ、そしてなぜかカレーうどんの3種しかないのです。
キッチン・ユキと言えば「ベーキライス」でしょ? そして、洋食店なのにスパゲティではなく、うどんって。
うーん、仕方ないので玉子野菜カレーの食券を購入し、お店に入ります。
店内はカウンター席とテーブル席があり、以前にあったゴールドカレーと同じフロア構造。 そのカウンター席に腰を下ろして食券を渡し、待つこと5分ほどで玉子野菜カレーが運ばれてきました。
平たいステンレス皿に盛られた玉子野菜カレー。 ハム、タマネギ、マッシュルーム、ピーマンを具材とした薄焼き玉子をカレーに載せた一品。 玉子の表面には、ケチャップとウスターソースが格子状に掛けられています。
付け合わせはキャベツと赤い福神漬け。
キッチン・ユキのカレーは、いわゆる金沢カレーの源流となった洋食店の系譜を継いでいますが、チャンカレやターバンよりも黒い色味で甘みが強く、粘度は緩めです。
それでは、久々の玉子野菜カレーを頂きいましょう。
ちなみにスプーンは先割れタイプ。 白山市の本店も先割れスプーンだったと思います。
まずはカレーを一口。
あぁ、懐かしい味わい。 美味しいです。
やはりキッチン・ユキのカレーはチャンカレ、ターバンの系統とは違う。 後味のカラメル風味が似ているけど、こちらの方が軽めで甘い味わい。 年齢を問わず、洋食のカレーとして万人受けするのはこちらの方だと思います。
続いては玉子野菜のトッピングと共に。
うんうん、この味。
なんてことない野菜入り薄焼き玉子なのですが、キッチン・ユキのカレーや(こちらの支店にないメニューですが)スパゲティにマッチする味わい。
久々の玉子野菜、そして、キッチン・ユキのカレー、美味しかったです。
できればベーキライスやスパゲティも提供してほしいなぁ。
ご馳走様。