金沢駅前ランチ編です。
金沢駅東口から徒歩9分。 「金沢駅前 別院通り商店街」にある老舗のお食事処「いろは食堂」で、だしカツ丼¥750。
前回は、今年3月にオムレツ定食を投稿しております。
昭和なお食事処なので、過去の投稿でも写真を載せた通りメニューは沢山あります。
ですが、今回は訪問前から決めていたメニュー、だしカツ丼を選択です。 約半年前に、このメニュー見つけましたが、いったい何時から「新メニュー」のままなんだろう...
店内はこんな感じで、カウンター席は無く、テーブル席のみ。 しかもテーブルが普通の家庭置くようなテーブルと椅子の組み合わせなところがイイですね。
投稿するたびに書いてますけど、このお店は喫煙者天国。 南町リーマンのようなタバコを喫しない方は、訪問される場合に覚悟しておいてください。
さて、ノンビリ待つこと7~8分、だしカツ丼の登場です。
お椀の蓋を開け、だしカツ丼とご対面~。
え? これが「だしカツ丼」?
てっきり、新潟名物のタレカツ丼=和風の醤油ダレを使った、ビジュアル的にはソースカツ丼に近いものを想像していたのですが。
目の前に現れたのは、ご飯にトンカツを載せ、出汁で煮込んだタマネギとシメジ、その煮汁を掛けたもの。
金沢にはご当地メニューと言うほど浸透はしていないものの、竹乃家の「生カツ丼」(2018年12月投稿)や、加登長 横安江町店の「洋風かつ丼」(2016年4月投稿)、あとは餡かけスタイルの中村屋の皿カツ丼(2013年6月投稿)やカプリ島の洋風カツ丼(2011年5月投稿)などがあります。
が、この形は初めて。 普通のカツ丼から卵を除いたモノ、ですかねぇ。
カツ丼には、お味噌汁と
お新香が付いてます。
それでは、前から気になっていた「だしカツ丼」を頂きましょう!
塗の大きめな器に収まった「だしカツ丼」、トンカツはお食事処のそれらしく6~7mmの薄目。 もちろん揚げたてですよ。
さっそく、トンカツと「だし」のタマネギとシメジをパクッと頬張ります。
うん、美味しい、美味しい。
見た目の通り、卵を使わないカツ丼、って感じです。 甘めのお出汁と、さらに加わるタマネギの甘味。 食感のアクセントになるシメジ。 そして、衣に出汁が沁み込んだトンカツ。 本当に、卵がここに加われば普通のカツ丼になるなって思います。
卵が使われていない分、軽め(=カツ丼に「軽め」って違和感ありますが。)な口当たり。 半熟も含めて煮込んだ卵が苦手な方にはいいかも。
続いてはご飯を。
こちらも、お米が甘いダシを吸って、美味しいですよ。
予想以上にガツガツと掻き込める美味しさで、どんどん食べ進んだのですが、終盤になって、ふと七味を加えたら良いかも、と思いました。
さっそく、パラりと振りかけて頂いてみました。
おっ、七味唐辛子、合いますね。 甘めの味付けに七味が加わることで、ピリッとアクセントが程よい刺激になります。
だしカツ丼、思っていたものとは違いましたが、これはこれでアリ。
美味しかったですよ。
ご馳走様。