湘南地野菜盛合せと冬瓜ひき肉あんかけ@Saka蔵 | 南町リーマンの昼休み

南町リーマンの昼休み

金沢市の南町、武蔵ヶ辻、近江町、香林坊界隈でのランチを食べ歩きする日々を綴る。B級グルメも稀にあり。

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関東編です。

桜木町駅そばにある居酒屋「Saka蔵」で、湘南地野菜盛合せと冬瓜ひき肉あんかけ他¥2365

今週末は土日とも関東にてボランティア活動(=サービス●勤)。 さすがに日曜日に終電戻りはイヤだったので、20時ごろに引き上げての晩御飯、兼、晩酌です。

こちらのお店は、「はなたれ」という横浜近辺で割りと有名な居酒屋さんの店舗の一つ。 伊勢佐木長者町に本店があり、湘南の海のもの、山のものに拘ったお店です。 こちらは桜木町駅そばの、日本酒・焼酎に注力したお店。

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まずはカウンター席に腰を下ろし、ビールにしようかと迷ったものの、焼酎の多彩なラインナップを見て「宝山芋麩全量 前割り」¥421を水割りにして頂くことにしました。 そして、酒の肴は、こちらのお店が推す湘南地野菜のメニューから、地野菜の盛合せ(小)¥540冬瓜ひき肉あんかけ¥594を選択しました。

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まずは宝山の水割りにお通し¥324

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湘南のお魚とお野菜を推す店だけあって、お通しは地野菜のてんぷらにシラスの卵とじ。

野菜はサツマイモ、ピーマン、玉ねぎでした。特にピーマンが甘味と風味がしっかりしていて、ほんの一切れでしたが美味しかったです。 

宝山は芋の香りがしっかりとした焼酎。 一杯目なので水割りにしましたが、芋のインパクトが薄まることなく、イケる焼酎でしたね。

水割りとお通しでチビチビやっていると、5分ほどで湘南地野菜の盛合せ(小)が運ばれてきました。

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小といいながらも結構なボリュームですね。

使われているお野菜は、左側に盛り付けられているものから順に、トマト・ズッキーニ、輪切りのキュウリで、黄色の細長いモノはニンジンのような食感・味なのですが名前を失念しました。

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そして輪切りのトウモロコシにキャベツ、長く切ったキュウリ。

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こちらはニンジンに、茶色のふわっとしたものは何と生のキクラゲ。 そのわきにはマヨネーズと粗塩が見えますね。

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とうもろこしを生のまま出すのも珍しいですけど、生のキクラゲって初めてかも。

まずは初体験の生キクラゲ。 お皿の片隅にあったお味噌を添えて頂いてみましょう。

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クセも味の主張も何にもないですね。 火を通したものよりも歯ごたえがしっかりしている程度で、すんなり頂けちゃいました。 ちょっと肩透かしかな。

その一方で、キクラゲに添えたお味噌が美味しいこと。

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白みそはキュウリとか生野菜に添えられることが居酒屋さんでは多々ありますが、そういった場合にお味噌だけ舐めると、エグイ後味が残ります。 ところがこのお味噌はそんな嫌味な部分が全くなく、口に含んだ時の香りが非常に華やかです。 マンゴーのような南国の甘いフルーツを混ぜ込んだようなフレーバーで、これだけ舐めてもお酒のアテになりますね。

一方で主役のお野菜は、どれも瑞々しくシャキシャキ、パリっとした歯ごたえで、それぞれの風味を味わえる美味しいものばかりでした。 日頃からノードレッシングで野菜をポリポリする派、の南町リーマン的には嬉しいメニューです。 生のトウモロコシも、その粒を齧るを中から甘い汁がジュッを飛び出し、美味しく頂けましたヨ。 これは満足できる一品でしたね。

続いて運ばれてきたのは冬瓜ひき肉あんかけ。 こちらは20cm以上ある、予想外に大きな器での登場。

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冬瓜はその名前から、これ夏野菜だっけ?と思わず訝ってしまいましたが、冬の文字に反して今が旬のお野菜でした。

お出汁で茹でた冬瓜に、昆布出汁と豚挽肉のアッサリ餡。 散らしてあるのは浅葱。

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冬瓜は柔らかく煮込まれており、頂いてみますと、大根とは違う、シャリッとしつつも身がホロホロと口の中で崩れ溶けていく独特の食感と、その味・香りが楽しめます。

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餡は冬瓜を邪魔することなく、それでいてお出汁と挽肉の旨みが効いてました。

途中でお酒が無くなったので、同じく芋焼酎の「夏のまんねん」¥486をロックで注文。

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お野菜中心の肴ばかりでしたが、とても美味しく、お腹も満たされました。

接客自体は丁寧ながらも、店員さん同士の会話の口調がラフ過ぎて、ちょっとオッサン世代には気になりるところが多々ありましたが、ま、主に若いお客さんが集うお店なんでしょう。 カウンターではなくテーブル席に座ればよかったかもね。

ご馳走様。