元祖焼き餃子とサンマー麺@萬里 | 南町リーマンの昼休み

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金沢市の南町、武蔵ヶ辻、近江町、香林坊界隈でのランチを食べ歩きする日々を綴る。B級グルメも稀にあり。

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関東編です。 今週は晩御飯ネタばかりで恐縮です。

横浜を代表する飲み屋街「野毛」の一角にある中華料理店「萬里・放題亭」で、焼き餃子¥345×2、サンマー麺¥680瓶ビール¥637

横浜は数多くのモノの発祥の地として知られていますが、今回訪問した萬里は、諸説あるものの、焼き餃子の元祖を標榜するお店です。 勿論メニューの先頭に書いてあるのは「焼き餃子」。

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オーダーすると店内の保冷庫から年季の入った御姐さんがビールを持ってきてくれます。 ノーチャージなのでお通しとかは無し。

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こちらのお店は「萬里 放題亭」といって本店ではありません。(本店はすぐそばにあるのですが、深夜営業していない。) それでも良い感じに枯れた雰囲気の店内は、深夜0時近くであってもリーマン客で賑わっています。

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メニューも一品料理が色々ありますが、全体にちょっとお高めかな。

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ビールをちびちびやっていると、待つこと10分ほどで元祖と言われている焼き餃子の登場です。 2人前は頼み過ぎだったかな。

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餃子の大きさは概ね王将と同じぐらい。 家庭で頂く冷凍餃子よりは一回り大きいぐらいですね。 ちょっとポッテリした形で焼き色が綺麗なキツネ色。

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テーブルには餃子のタレ的なものはなく、今時珍しい昭和テイストなお醤油注しにお酢、ラー油。

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さっそく頂いてみようかなと、餃子を一つお箸でつまんで眺めて見て、アレ?と。

ちょっと向きを変えて写してみましたけど、わかるかな~。 まるい餃子の皮に具を入れて包む際の接合部分にヒダが無いんです。

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つるんとしたルックス。

元祖の焼き餃子なのに、お料理の教科書に必ず書いてありそうな、基本とも言えるヒダが無いのは意外でした。

あらためて、元祖焼き餃子を頂きます!

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うん、美味しい。

お箸でつまんだ時は割としっかりした手ごたえだったので、厚めの皮と思いきや薄めでモッチリしてます。 具材は細かく刻んだ白菜に豚肉がしっかりと練ってあり、シャキシャキしたお野菜の歯ごたえをしっかり残しつつ、お肉の旨みとジューシーさもあります。

単に元祖を標榜するだけでなく、味も美味しい餃子ですヨ。 ニンニクは使っていると思いますが、それほど気にならず、むしろ、下味の生姜が効いている後味。

そして、餃子だけじゃ足らないかな、と晩御飯なのでやめておけばよいのに魔がさしてオーダーした、サンマー麺。 いわゆる家系よりも歴史のある、横浜のご当地ラーメンですね。

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ラーメンの表面を覆うたっぷりの野菜あんかけ。 これがサンマー麺の特徴でもあるのですが、具材は豚肉、モヤシ、白菜、小松菜。 ニンジンが使われていないためか彩りの華やかさに欠けるきらいはありますが、概ね標準的なサンマー麺。

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餡かけの下には、細いストレート麺が隠れていましたヨ。

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スープは見た目以上に味がしっかりしてました。 その一方で野菜あんかけはあっさり目。

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こちらも奇をてらったところはありませんが、美味しく頂きました。

でも餃子2人前はやっぱり頼み過ぎでしたね。 お腹がパンパンです。
ご馳走様。