薬膳天そば@梅もと | 南町リーマンの昼休み

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金沢市の南町、武蔵ヶ辻、近江町、香林坊界隈でのランチを食べ歩きする日々を綴る。B級グルメも稀にあり。

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関東編です。

品川駅港南口の近くにある路麺店「梅もと」で、薬膳天そば¥350

「梅もと」はお弁当の製造と販売がメインの食料品会社なのですが、都内に何店舗か立ち食いそばのお店を展開しています。

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日頃立ち回る横浜の関内や横須賀にはお店がないので滅多に訪れる機会はありません。 なので前回は4年ほど前の2010年2月12日に遡って「ちくわ天そば」をいただいております。

こちらのお店は、入り口脇に券売機があり、購入した食券をすぐ横にあるカウンターで食券を手渡して、そばか、うどんか、を告げるごく一般的なシステムです。

さて、品川駅の周りには沢山の美味しいお店があるにもかかわらず、提供されるおそばのクオリティーが他の路麺店と比べて正直ぱっとしない、この「梅もと」を選択したわけはコレ、薬膳天そば。

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立ったままで慌ただしく掻き込むように食べることがある意味マナーである立ち食いそばは、お世辞にも健康的とは言えません。

その立ち食いそばにあって、あえてヘルシーさを推すこのメニューがちょっと気になっていたのです。 ちょっと前に、関東の深夜放送ドラマの「めしばな刑事」でも触れられてましたし。

その薬膳天、座布団みたいな四角い天ぷらで、一見すると野菜のかき揚げのように見えます。

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もちろん、麺はゆで置きされたものをお湯で温めただけだし、薬膳天も揚げ置き。 薬膳の名前が醸し出す身体に良さげな雰囲気と、現物の安っぽい仕上がりとの落差が面白いですねぇ。

さっそく、薬膳天そばをいただきます。

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そば本体についてはノーコメント。  
肝心の薬膳天は、長ネギ、玉ねぎ、ニンジンに、クコの実、松の実、スライスしたにんにく、が使われています。  

天ぷらの香りは揚げ油の香りとそば汁のお醤油の香りで具材のからのものはかき消されています。 ニンニクも、意外に存在感がありませんね。 クコの実の赤い色と松の実のポリポリとした食感だけが薬膳っぽいかな~。

悪くはないけど、ネーミングほどの味のインパクトはなかったかな。
ご馳走さま。