毎年一回行っている施設のお祭り、今年のお祭りがうまくいきました。
その理由を分析します。
まず、目的がよかった。
「普段の施設を見てもらう」
活動内容や、スタッフとの関係性のありのままをどれだけ見せられるかにこだわった。
これは施設の良さをアピールするためにとてもいい目的だった。
それがプログラムや当日の配置に反映されたのがよかった。
①会場内の壁に活動の写真、造形活動で作った作品や、その写真を壁に名前やコメント付きで張り付けた。
展示が難しい作品などを小さい写真にしてたくさん並べたのがお祭りのごちゃごちゃ感をもりあげた。
②ババ抜き大会をした。できない利用者を手伝うスタッフとの関係性を、一緒に参加しながら見られるのがよかったし、参加者同士の交流もできた。
③お菓子を配った。普段の活動でつくっているものを配ることで、施設を知ってもらえる。ブースを設けて配ることで、スタッフとの関係性を見られ、利用者との直接の交流もできる。
④プロモーションビデオの上映。普段の表情を見ることができる。お祭りの雰囲気の中では見られない表情まで余すことなく見せられた。目の前にいる利用者の、本当の普段の顔を見ることで、親しみもわくし、利用者も注目されて嬉しがっていたようだ。
またこれらの実践がすべて、参加者にとって誘因を持つものであるのもよかった。
お菓子は物理的誘因、交流は連体的誘因だ。
普段の実践に自信があるなら、普段の施設を見てもらうことを目的にして、普段も様子をイベントにしたり、ビデオにしたり、お菓子などのものにしたりして、余すところなく普段を表現する。
それらのよい素材を、参加者にとっての誘因に結びつければ、よいイベントになるといえると思った一日だった。