刑務所や精神病棟に代表される、全面的収容施設は、「意図せざる結果」を招くことがよくある。
例えば、厚生を目的とした刑務所が犯罪者同士の交流や、犯罪者としての振る舞いを教え込み、社会から隔離するため、退所しても社会で生活するすべを持たないために再犯して刑務所に戻る、という悪循環を呼んでいる。
精神病棟においても、職員が患者との不平等を正当化するために「俺は精神疾患ではない」という患者は職員から受け入れられず、精神病者らしく振舞うことがそこでの穏やかな生活に役立つことになってしまい、精神病者が精神病者らしく振舞うことを教え込む場所になってしまう。
入所型介護施設はどうだろうか?
①生活のすべての場面が同一の場所で管理的
②被収容者は全員、同じ時間帯に同じ活動をする
③監督者との関係の絶対的な非対称性
