5年間の不妊治療を終えて、特別養子縁組へすすみはじめたワラビですニコニコ

 

2021年2月の記録です鉛筆

(なかなか現在のところに追い付かず・・・ニヤニヤあせる

とても貴重な機会だったので、備忘録としてひらめき電球

 

2月に里親説明会に参加申し込みをした際に、

児童相談所での個別面談を予め希望してアポを取っておいてましたひらめき電球

アポを取る時に電話に出られた係の方からは、

「まずは里親説明会で説明をお聞きになってから・・・」

と言われていたのですが、

そこから面談予約をしたら、また先延ばしになってしまうと思ったので。

予約したのが11月で、里親説明会&個別面談が3カ月後の2月でしたあせる

 

個別面談は夫と二人で行ってきました。

場所は管轄の児童相談所。

16時にアポを取ってて、10分前位に到着。

 

駅から徒歩10分位、住宅街の中にありました。

建物が古すぎてビックリ・・・アセアセ

ドアノブも丸い回すタイプのものだったり、

部屋の表札が昭和初期の頃のままなのでは・・・って雰囲気でしたあせる

 

しばらくして女性の方が二人出てこられ、個室に案内され4人で面談。

 

面談の最初に、私たち夫婦が特別養子縁組を希望していることをお伝えしました。

行政の方では里親制度の方が紹介件数とか多いとわかってたので、

お互いに無意味な説明に時間を割くことにならないようにと思って。

でも、だったらなぜ児童相談所に説明を聞きにくるんだと思われても仕方ないあせる

本当に迷惑な夫婦だったと思います。。。

 

けど児童相談所の方たちは、とっても丁寧に色んなことを教えてくださいましたキラキラ

・日本の社会的養護を必要とする子どもの現状

・児童相談所を介して里親制度、養子縁組の紹介現状

・児童相談所では「養育里親」が主たるものになるということ  などなど

 

児童相談所ではなぜ養子縁組の紹介件数が少ないのかについて聞いたら、

児相に子どもを預けに来られる親御さんは、親権を放棄することを望んでいない方がほとんどだから。とのこと。

もちろんそれは、親御さんが希望するからという理由だけでなく、

子どもにとっても産みの親の元で幸せに暮らすことができるならそれが一番望ましいことだから。

 

けれど実際は、親御さんの生活が、経済面、精神面、環境面など様々な理由で

立ち直るのに困難さが改善されないままで、

子どもを預けたまま引き取りに来れない

あるいは、音信不通になってしまうのだとか。

親御さんから、「親権を放棄します」との意思を確認できないと、

養子縁組の手続きはすすめられないのだそう。。

 

だから施設で暮らす子どもの数が増えていってしまっている。

連絡がつかない親が迎えに来てくれることを待ち望んでいる子どもたちのことを想像して

胸の痛くなるお話を聞くことになしましたショボーン

 

そうした状況を支えている児童相談所の方々、

里親制度を利用して子どもたちを支えている里親さんたちに頭の下がる思いでいっぱいでした。

 

その上で、私たち夫婦に対して

『特別養子縁組を希望されるなら民間団体での手続きをおすすめします。

もし養子縁組された後とか、将来的に里親も考えてくれる機会があれば有難いです。」

と仰ってくださいましたおねがいキラキラ

 

自分たちが希望する道(特別養子縁組)のことだけでなく、

社会的養護を必要とする子を取り巻く日本の現状について知れたことは、

本当に貴重な機会となりました本

 

そして様々な選択肢がある中で、

自分たちは特別養子縁組で子どもをお迎えしたいということも再確認できました。

 

一つ一つ知らない世界についても知ることができて、

自分たちが進んでいきたいと思う道が見えてきた感じですニコニコ