オレノグラフィティです。稽古始動!
はじめまして。
「唐版 犬狼都市」出演者のオレノグラフィティと申します。
上京当時、二十歳の頃。
初めて観たテント芝居は、「いつの間に異界の門を潜ってしまったのだろう?ここは本当に平成の東京なのか?」という錯覚を覚えるほど強烈な魔力を持っていました。
ギュウギュウ詰めの桟敷席。熱量高くギラギラと目を輝かせて声張り上げる俳優たち。
テントと言う名の非日常の入り口から、あっと言う間に賑やかな魔界へ誘ってくれるその演劇は、僕の胸をときめかせてくれました。
35歳になった今、まさか由緒正しき新宿梁山泊さんのテント公演に、自分が出演する日が来るとは夢にも思わず。
我こそはと声張り上げる豪傑が、傾奇者が、集結して一つの芝居を作る集団こそが新宿梁山泊だと、総大将である金守珍さんが仰ってくれました。
その旗印の下、名だたる名優、怪優の皆様と共に、アベンジャーズのような最強集団だと自負して作品をお届けしたいと思っております。
そして「唐版 犬狼都市」まだ稽古2日目ですが、既に時空が歪む絵が見え始めております。
僕と同じく、初のテント芝居に挑まれる宮原奨伍さん。
咆哮!
僕を今回の作品にお誘い下さった水嶋カンナさんと共に、
地下世界に広がる魔窟、犬狼都市に挑んでらっしゃいます。
お芝居の初っ端から四次元への扉がゴゴゴッ!と音を立てて開きますので、どうかお見逃しなく!
皆様の元へ最高の非日常をお届けできるよう、全力で挑ませていただきます。
思いっきり期待してお待ちくださいませ!
オレノグラフィティ