■2024年(両親81歳)

 

1/1 父 入院4日目 

元旦に危篤 続き(6)

 

4:00 

父、なにかしゃべる瞬間あり。寝言のようにゴニョゴニョと。

初めての声が聞けて少しホッとする思い。

 

4:04 

モニターのアラーム音が突如鳴り出し、飛び上がりそうになるほど驚く。

ランプが赤く点滅している。

 

酸素飽和度91%

脈拍(心拍)59bpm  

 

何が起きたのか? 無事か? 

かなり焦る。

 

父、まぶたにわずかに動きが見られ、眉間にシワが寄る。

 

苦しいのか!?

 

怖くなり看護士さんを呼びにナースステーションへ行くと、「大丈夫ですよ」と至って冷静。

病室で鳴っているモニターのアラーム停止スイッチを押して去っていく。

 

父は痰の絡んだ咳払いを一度した後、「うぅん」と声を発す。

口が半開きになる。

唇がやや白い。

口を大きく開いたまま、眉間にシワを寄せ、かなり苦しそうな表情をする。

 

大丈夫なのか??