■2024年(両親81歳)

 

1/1 父 入院4日目 

元旦に危篤 続き(5)

 

3:54 

父のベッドの高さを下げようと思い、リクライニングの下げるボタンを押す。

途中、何かベッドに物が引っかかったのか、ガタンと音を立て、ベッドが大きく揺れる。

その振動に反応した父、驚いたように一瞬目を開ける。

 

「お父さん!! 尚子だよ!」

 

ぼーっと目を見開くも、また閉じてしまう。

 

でも、こうした振動には確かに反応することがすごく嬉しい。

ちゃんと体は察知しているということだ。

 

ベッド横のキャビネットに置かれているモニターには、

酸素飽和度(SpO2)92%

脈拍57(PR bpm)

との数値が表示されている。

 

旦那さんから連絡あり、これからお義母さんのところに娘たちを預けてから病院に向かうとのこと。

有難い。