■2023年(両親81歳)

 

12/7

O先生来訪 10:30頃

 

両親の大学時代の同級生であるO先生が会いに来てくれることになった。

 

特に母とは親しくしていて、定期的に仲の良いグループで集まっていた。

母も数年前までは集まりに出かけて行っていたのを覚えている。

 

O先生は英語教師をしていて、わたしも中学受験の際には(恐らく母の勧めで)O先生の教えている学校に入学した。

(わたしが在学中の6年間、O先生は結局一度も担任にはならず、教えてもらう機会はなかったのだが。)

 

そんなご縁で、親子共々親交があった。

 

両親の入居当初から何かと気にかけてくれていて、この度足を運んでくれることとなった。

 

最寄りの駅まで迎えに行くと、改札から颯爽と現れたO先生のお若さに面食らう。

本当に両親と同じ年!? と疑ってしまうくらい。

 

O先生にしても、わたしの旦那さんのお義母さんにしても、同世代で何故こんなにお若いのか。

うちの両親が衰えすぎているだけ!? 

本当にため息が出てしまうほど。羨ましい。

 

O先生は今でも自宅で英語を教えているそう。

教え子のお子さんの代まで生徒さんは絶えないとか。

この他、テニスや手話サークル、お姉さんの介護サポートをしたりと、忙しくも充実した日々を送っているようだ。

 

最後に会った時からきっと変わり果てている両親の姿に、O先生が衝撃を受けないだろうかと気を揉める。

「びっくりしないでくださいね」と念押しし、別荘に到着する。