■2023年(両親81歳)

 

10/28

母、救急搬送 続き(7)

 

そんななか、車中で別荘より着信。

 

今度は一体なにか?

 

出ると、男性のスタッフさんが申し訳なさそうに話してくる。

 

「お母さまのことがあったばかりで本当に申し訳ないんですが…。先ほどお父さまが転倒しまして…」

 

、、、

 

言葉も出ない。

 

なぜこのタイミングで!!!

 

しかもまた!? ついこの間も転倒したばかりではないか!

 

こんな時くらい、しっかり見守ってくれれば良いのに!!

 

17:00頃、椅子から立ち上がった時によろけて転んだらしく、右肩を打って赤くなっているとのこと。

 

整形外科で診てもらった方が良いと言われるが、土曜のこの時間、今からまた別荘に引き返して単身で父を連れて受け入れ先を探すのはとても難しい。

 

とりあえず往診医の判断を仰ぐとのことで、また連絡をもらうことにする。

 

それにしても、なんでこんな追い打ちをかけられなければならいのか。

半ばうんざりしてしまう。

 

先ほど会ったときの父の姿を思い出す。

 

エへへと笑顔を見せてくれた父。

 

あの時は元気だったのに!!

 

このタイミングで余計胸が痛む。

 

とにかく大事に至らないことを願い、連絡を待つ。