■2023年(両親81歳)

 

10/28

母、救急搬送 続き(5)

 

16:00 処置室から病室に移動。

 

この後入院説明があるとのことで、談話室で待つよう言われる。

 

しばらくして、またものすごい悲鳴が聞こえてくる。

母だ。間違いない。

 

姉に電話している最中も、背後で母の悲鳴が鳴り響いている。

 

尚子「これこれ、聞こえる? これ、お母さんの声だよ。信じられない!!」

姉 「え。マジ…。」

 

姉、絶句。

 

電話越しにあの悲鳴が聞こえるというのも、想像すると末恐ろしい。

姉もかなりの衝撃を受けていた。

驚かせて申し訳なかったが、取り急ぎ入院報告はした方が良いかと電話してしまった。

 

その後看護師さんが現れ、入院説明を受ける。

母の悲鳴について聞くと、病棟用のミトンに付け替えている最中に、また強い拒否反応を示したらしい。

 

一通り説明を受けた後、取り急ぎ今日以降の母の薬を持ってきてほしいと言われ、別荘に取りに行く。