■2023年(両親81歳)

 

9/17

姉、娘たちと訪問 お昼過ぎ

 

二人とも元気。

                                         

 

9/18

姉と皆で訪問 午前中

 

行き掛けに、薬局で男性用の一番サイズの大きい靴下を大量に購入。

父のまだら模様に腫れた足が心配で、取り急ぎ厚手の靴下を持って行く。

 

皆で居室へ。

 

父に久々にハーモニカを吹いてもらう。

最初、どうも感覚を忘れている様子でかなり焦ったが、だんだんと思い出してきたようで本調子に戻り、ほっとする。

 

ハーモニカさえ吹けなくなったら致命的。

わたしの中で、父がハーモニカを忘れずに吹けるかどうかは、父の認知機能の大きなバロメーターとなっている。

 

「どんぐりころころ」や十八番の「みかんの花咲く丘」もいつものように吹いてもらい、娘たちも喜ぶ。

ほっとする。

 

尚子「上手―! 父さん上手だね! 良かったよーちゃんと吹けて!」

父「なんでもこうやって吹けちゃう。」

尚子「お父さん、忘れないねぇ!」

父 「え? 忘れないよ~。」

尚子「良かった! ずっと忘れないでね!」

 

ニコニコと朗らかに答える父。

ご満悦の様子で何より。

 

帰り際、スタッフさんに父の靴下を持ってきたので履いてもらいたい旨を伝える。

また、次回往診時に父の足を診てもらえるようお願いする。