コケシ
■2025年4/1 16:00 雨の中、散骨をお願いした葬儀社が拙宅まで骨壺を引き取りに来てくれる。どんな方が見えるのか緊張しつつ迎える。訪れたのは年配のおじさんで、ベテランな感じ。ざっくばらんな感じでとても話しやすく、安心する。骨壺の中身を確認するとのことで、5体の骨壺が開封されることに。まさか、この場で骨壺を開けるとは思ってもみなかったので、妙に緊張する。おじさんは慣れた手付きでパカッ、パカッと次々に骨壺の蓋を開けてゆく。そのうちの一つ、恐らく母の祖母の骨壺だったと思うが、その蓋が開けられた瞬間、ぎょっとする。「ひゃーー! なんか入ってる!!」よく見れば、古めかしいコケシが一つ入っていた。こ、怖い……。なんでコケシなんかが……。