ビーフシチューやカレーで、肉の液状化現象!? | レシピのいらない料理術

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サイエンス クッキング プロデューサー 木村万紀子のブログ

 

本日は、
「肉の液状化現象」

が起こってしまった

大阪府 米津聡美さんのご失敗を

解決していきます。

 ↓ ↓

お肉ゴロゴロカレーを作るのに、

かたまり肉700gを3cm角に切り、

表面を焼いてから、

ざく切りの野菜とともに

圧力鍋で20分加圧。 

ふたをあけると、
ここで問題発生!
  

「に、肉がない!!!」

大きめに切ったはずなのに、

圧力鍋で加圧してる間に、柔らかくなり、

お玉が触れただけで、

どんどん形が崩れていく・・・。

お願い!
これ以上崩れないで!

という、私の願いは虚しく響き、

あああああああああああー!

 

返してー!
私の肉、返してー!

液状化反対ー!!!!



 ↑ ↑

圧力鍋を使って、、

同じ失敗しちゃったこと、ある人~!

と2000人の読者に聞くと、

何十人もの手が挙がるのではないかというくらい

一度はやってしまう失敗だと思います。

私も同じ経験があると、
共感された方も多いのでは?

 

ビーフシチュー、カレーでの
圧力鍋、あるあるです。
 

具だくさんを想像して作ったのに、

すべて溶け込んだ

ただのスープになってしまった。

 

何がいけなかったのでしょうか。

加圧時間です。

20分は長い!

肉の加圧時間は、10分で、もう十分です。

野菜にいたっては、
さらにその半分以下の時間でもいいのです。

 

圧力鍋は、ふたがあけられない、
中身が見えないだけに、

やわらかさを見ながら、料理することができないのが、

難しいですね~。

 

では、肉も野菜も形が残るように仕上げるには、

どうしたらよいと思いますか?

一緒に考えていきましょう。

 

失敗には、必ず理由があります。

それを分析すれば、

どう改善すればよいのかわかりますから、大丈夫!