愛は死なず(ミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』) | 涼夏のまだまだやりたいこといっぱいある。

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まさにタイトルどおり。まだまだやりたいこといっぱいあるんです。まさやんの曲からいただきました!

日記はまさにやってることやりたいことを書いてます。

日生劇場にミュージカル『ラブ・ネバーダイ』
を観に行きました。



実は日生劇場は初めて行く場所。
1階席ロビーの下手奥の越路吹雪さんの写真に
目を奪われますね。

ドラマ『越路吹雪物語』で近江谷さん演じる
浅利慶太氏との公演をしたのはこの場所。

さて『ラブ・ネバー・ダイ』。
感想をCafe mirageで記事にしようかと思いましたが、緩く書きたかったのでブログで。


このミュージカルはカーテンコールの挨拶をした
田代さんもおっしゃってましたが遠征しようとすると
60台トラックがいるセット規模なので
地方公演が出来ないんです。
初演の時から観たくてやっと観られました。
セットがとにかくすごくて役者さん達も
段取り覚えるの大変だと思います。

満員御礼の札が出ておりました。



石丸幹二さんのファントムと平原綾香さんのクリスティーヌ、そしてラウルは田代万里生さんという組み合わせで観たくてこの組み合わせでの最終日をチョイスした次第。

本日のキャスト表。


舞台はアメリカ。コニーアイランド。
ファントムが財を再びなして経営しているという設定。

去年ウディ・アレンの『女と男の観覧車』で
コニーアイランドが出てきたのでどんな場所か
というイメージはわきやすくて。
海が近いというのもなるほどと。


しかし音の動きといい、音階といい、
ジャンルの幅といい、曲が非常に難しい。
でも好みの進行。
『The Beauty Underneath』が今でも頭の中をぐるぐる。


石丸さんの深みのある声とパワーが
ファントムにぴったり。
口以上にものを伝える手の動き、
クリスティーヌへの思いや、
驚くべき事実に戸惑う姿を観て、
相変わらずとんでもない所から出没するけど
ああファントムも人間だったって思いました。
『オペラ座の怪人』だとファントムって怪人ですし。

相変わらずカーテンコールはお茶目。
本日も投げキッスいただきました。


田代さんのラウル。
『オペラ座の怪人』でのかっこよさがなくて
踏んだり蹴ったりな感じが。報われないし。
10年って人を変えますよね。
私は石丸さんと田代さんのハーモニーが好きで
賭けをするシーンの『負ければ地獄』が
緊迫シーンではありますが気に入ってます。
ラウルにとって賭けの結果が出るシーンの
溜息が生声が聞こえてきたのは
前の方にいてよかったなあと。


平原さんは自分の中で赤丸急上昇中。
ラジオのハラホロシアターをよく聴いて
朗読の勉強させて頂いてます。
『メリーポピンズリターンズ』を観たばかりで、
あれもすごいんですが本当に生で聴けてよかった。
音域幅が広く、声の質も真似が出来ない。
高音と低音で声の出し方、ビブラートも違う。
あれだけ声の幅出せるようになりたい。
『愛は死なず』に涙しました。


『月のない夜』とかファントムとクリスティーヌの
パワーとパワーがぶつかる歌での愛情表現が
すごかったな…。芸術家同士の愛情表現って感じで。
そりゃラウルにはわかりませんわ。

今日はグスタフ役の大前君が千秋楽。
透き通るソプラノボイスに癒されました。

市村さんと濱田さんも観たかったなあ…。

日本版のCD出ませんかね。

そして遠征しちゃったからFC先行諦めた
石丸さんのコンサートに行きたくなりまくっており、
自分を抑えるのが大変(^_^;)


帰りはシアタークリエの前を通り。
行かないつもりでしたが急遽行けなくなった
お友達の代わりに来月『VOICARION Mr.Prisoner』を
観に来ることに。

前回の山寺さんの声を今もまだ忘れていませんが、
また聴けるという。

声が素敵な人に反応してしまうんですよ。
ネタバレokでしたら前回の感想ですが
『VOICARION Mr.Prisoner』のレポも
ご覧くださいませ。