いろいろなものが繋がっている(映画『大地の花咲き』) | 涼夏のまだまだやりたいこといっぱいある。

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まさにタイトルどおり。まだまだやりたいこといっぱいあるんです。まさやんの曲からいただきました!

日記はまさにやってることやりたいことを書いてます。

11日、あいち国際女性映画祭2016最終日に上映された
『大地の花咲き ~洞爺・佐々木ファーム  喜びですべてをつなぐ』

タイトルだけ見ていると農業がらみの映画だろうなぐらいに感じたりするわけですが
この作品は佐々木家とその周りで生きる人たちのお話です。

「愛と喜びを循環するぞー!」
と毎朝声を出して仕事が始まる佐々木ファーム。
経営するのは村上貴仁さんとさゆみさんのご夫婦。

無農薬、無肥料で野菜を作ると決めて
さゆみさんの父が経営していた農場での栽培方法を切り替えては見たものの
なかなかうまくいかない。
資金も底をつき、家族で言い争う日々。どん底だと思っている時
「僕がみんなを幸せにするから。」といつも笑ってくれていた
息子大地くんが突然天国へお引っ越しする。

悲しみにくれる中、貴仁さんは1冊の本に出会う。
自分の年齢×10万回ありがとうを言えば素晴らしいことが起こる。
それを信じてすべての生きているものにありがとうを言いながら接していくうち、
色々なことが好転していく。
大地がいつも見ていてくれる。
貴仁さんは新たに気がついたことで無農薬、無肥料での栽培を成功させていき
それを周りの人から「ありがとう農法」と呼ばれるようになった。


無駄なものは何もない。
通常なら捨てられてしまう小さな野菜にもしっかりとした役割がある。
一日一日をしっかりと生きる。
ありがとうの気持ちでいっぱいの村上夫妻の周りには沢山人が集まって来る。


岩崎監督は大阪で出会ったヒョウ柄の服の女性に誘われ、
直感的に面白そうと感じて
佐々木ファームが年に1回開くイベントに参加します。
大雨で中止になり、内輪だけで開かれたイベントでしたがとても感動して
この人たちを撮らなければならないと思ったそうです。


関西から何度も通って密着した中には
涙なくしては聞けないお話が出てきます。
大地くんは肉体を土に還して天国へお引っ越し。
大地くんが守る大地で採れる野菜は野菜らしい栄養たっぷり。


すべてのものに感謝を。村上夫妻を描いた作品の裏側を

あいち国際女性映画祭のトークショーでお聞きしました。


「農業に興味があったわけではない。」
という監督は農業よりも村上夫妻のことを色々知っておられ。
映像には出ていないお話もしていただけました。
この作品は監督の人生も変えてしまった作品。
今、監督は洞爺に住んでいます。


今追っているものはみつばち。
みつばちがいなくなると私たちも危ない。
この企画との出会いも佐々木ファーム関連で知り合った方を通して
知ったそうです。

食物連鎖、水の循環すべてのものは繋がっている。
自然に生かされていると改めて思います。

『大地の花咲き』は
自主上映スタイルで上映する方法をとっています。
詳しい上映日程はハートオブミラクル のHPをご覧ください。

http://heartofmiracle.net/schedule/schedule07.html

 

1年ぶりに岩崎監督と色々お話して癒されました。

岩崎監督がいろんな人をつなげているんですよ、本当は。

と思っているのですがどうでしょう?




 

岩崎監督、また新作名古屋での上映お待ちしてますね。