殿とお供のほんわかトーク(映画「偉大なる、しゅららぼん」名古屋舞台挨拶レポ) | 涼夏のまだまだやりたいこといっぱいある。

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まさにタイトルどおり。まだまだやりたいこといっぱいあるんです。まさやんの曲からいただきました!

日記はまさにやってることやりたいことを書いてます。

映画「偉大なる、しゅららぼん」の舞台挨拶付き先行上映が
昨日、名古屋ピカデリーと109シネマズ名古屋で行われました。
109シネマズでの舞台挨拶の取材に行ってまいりました。




映画はFMらら「ららサタデー」で3月に紹介しますが
先にこちらのブログでレポします。




登壇したのは日出淡十郎役・濱田岳(以下:濱)さんと
日出涼介役・岡田将生(以下:岡)さん。
司会は松岡ひとみさんです。



・登場とともに大きな歓声。
濱:「いや~あの、ほんとに寒い中、席をいっぱいにしていただいて
   ありがとうございます。今日は楽しんでください。」
岡:「寒い中来ていただいてありがとうございます。
   面白い作品が出来たので楽しんでいただければと思います。」



・滋賀県でのオールロケ。東京からいつも名古屋を通過して行ったわけですが…。
濱:「一か月滋賀にいたので通過したというより行きっぱでした。
   毎日、ずっと二人きりでいたので…。」
という濱田さんに対して何か言いたげでじっと見つめる岡田さん。


岡:「ちょっと違いますよ。僕は一カ月いたんですよ。まるまる滋賀県に。
   (ここで濱田さんがうろうろっと動いて違う方を向き始め)
   あれ?どうした?
   岳君一日東京に帰ったでしょ、通ったでしょ、名古屋。」

濱:「始めに約束したんですよ二人で。僕たちはずっと行きっぱなしだから
   支え合ってがんばろうねって。でもその後急きょ仕事が入って
   言いだせなかったんです。帰る前日に東京に帰るっていったら
   『ずっと一緒にいるっていったじゃん!!』って
   すっごい怒られて。」


岡:「俺、本当にさびしがりやで、一緒にいるって言ったのに
   そこに住んでて東京に上京して行くかのように、裏切られた感じで(笑)」




・万城目さんの作品の原作のファンでもある濱田さんの役作り
濱:「かっこつけたことを言うけど茶髪で太っていて髪をなびかせている
   淡十郎はがりがりの子にやってほしくないなあと思っていて。
   よしわかった僕が太ろうと暴飲暴食をし、よく寝、運動はせず…。
   頑張りましたよ。やる前と比べると10㎏ぐらい違って
   この学ランの首のあたりにぷにっと肉を乗っけられたらいいなと。
   思っていたより楽勝で終わりました。(笑)」




・岡田さんの目指す高校生
岡:「僕もなんだかんだで25才になりまして。そうなると高校生もさすがに
   遠のくのでとりあえず髪の毛を切りました。」




・赤い衝撃的な学ランで臨む高校生活
岡:「できましたよね?」
濱:「出来たと思うよ。お前すごい赤いの似合ってたよ。王子様っぽかったよ。」
岡:「完璧に岳ちゃん、殿にしか見えないもん。」
濱:「そうかな」   岡:「そうだよ。」
濱:「似合ってた?」 岡:「似合ってるよ。」



としばし寸劇が突然入りつつ…。
そんな感じで現場でも励まし合っていた二人の周りには黒い制服の現役高校生。
やっぱり老けているなと思いつつ。
でもその上を行くのが…。日出家と相対する棗家の跡取り広海役・渡辺大さん。


濱:「僕らより上なんですよ。あの姿を見て俺らまだいけんな。と。」
岡:「渡辺大さんほど老けてないなと。大さんは大好きな方なんですけど
   踏み台にさせてもらって。」
濱:「登場のシーンも非常に面白い仕方をするので。笑ってやってください。」


・淡十郎が住む日出家の城は彦根城でのロケ。
濱:「淡十郎の趣味の間は実際に彦根城主が趣味の間として使っていたもので。
   スタッフさんがしっかり用意してくれました。」


・彦根城といえばひこにゃん。
濱:「ひこにゃんのお家でもありまして。お仕事に出かけることがあって。
   鈴がついてるんですよね。にゃんだから(笑)
   必死に鈴を押さえて(音が出ないように)
   歩いてるんだけどかぶとの角が見えてて。」

岡:「本当に癒してもらったんです。僕たちの方がお邪魔者なのに
   ひこにゃんがこうやって(ジェスチャーつき)低姿勢で。」

そんな関係性もあり、ひこにゃんはこの映画を応援して全国の映画館を回ってくれています。



ここでフォトセッション。赤い制服の形のパネルを持って。





・最後に一言ずつメッセージのはずが…。
岡:「ええ、今日、本当は。あ、本当はじゃねえや(笑)」
濱:「最後の最後にさあ、なんでやっちゃうかなあ。最後だったのに~。
   ずっと上手に出来てたのに~。」

岡:「ああぁ、今日結構キメキメでやっていたはずなんですけど。
   ちょっと大人になろうとしたんですけどだめだったですね。(笑)
   (改めて)今日は来ていただいてありがとうございます。
   豪華なメンバーで偉大なる、しゅららぼんという映画を作りました。
   最後の最後でエンドロールの後にしゅららぼんの本当の意味がわかります
   ので、そこまで立たずに最後までみてください。ありがとうございました。」


濱:「原作者の万城目学さんから『本当にいい出来ですね。』と
   お褒めの言葉をいただきました。ちょっと胸をはれるかなあと。
   映画を作る側からするとお客さんに見てもらうために作ったので
   こうやって集まっていただけたのは嬉しいです。
   楽しんで帰っていただけたらいいなと思います。
   本当は…あっ!本当はって言っちゃった。(笑)」


岡:「やっちゃったな!やったぜ!」
  (ものすごくうれしそうな岡田さんと悔しそうな濱田さん)
岡:「いつも僕が失敗してるから…今日、失敗したね!!」
濱:「マジか…。本当に今日はありがとうございました。
   楽しんでいってください!」


作品の中以上に仲の良い、普段の関係性も垣間見える二人の
リラックスした舞台挨拶でした。



映画「偉大なる、しゅららぼん」は3月8日(土)より
名古屋ピカデリー、109シネマズ名古屋他全国公開。



琵琶湖の周りに住む不思議な力を持つ日出家と棗家のお話。
日出家の殿:淡十郎とお供:涼介のコンビネーション、
不思議な力の巻き起こす騒動、そしてしゅららぼんの意味を
ぜひ劇場でご覧ください。
http://shurara-bon.com/


彦根城、駅前、長浜あたりを中心としたロケ地マップも出ていますので
ぜひみなさん名古屋からも近いので行って見てください。