聖書の言葉です2/2 | 牧師剣士     (堺育麦キリスト教会牧師)

牧師剣士     (堺育麦キリスト教会牧師)

48歳から28年ぶりに剣道再開。
すっかりはまってしまいました。
57歳で五段をいただきました。長年クリスチャン剣士でしたが、2010年11月に牧師になりました。これからも神と人に仕える者となっていきたいと願っています。剣道修業も続けていきます。

今週の暗唱聖句と拙い解説を送ります。



201589

今週の暗唱聖句と解説

盗人が来るのは、ただ盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするだけのためです。わたしが来たのは、羊がいのちを得、またそれを豊かに持つためです。

                    ヨハネ1010

 イエス様は「私は良き羊飼い」とご自分の事を話しています。羊と言うのは私たち人間のたとえです。羊は弱い動物です。近眼で遠くも見えません。オオカミと戦う力もありません。誰か世話をしてくれる人がいなければ荒野では到底生きていけない。一匹で生きて行くこともできない動物です。

 羊にとって、自分の事を親身になって導いてくれる羊飼いが必要なのです。

これって私たち人間の姿ですはないでしょうか?

一人で生きていけない。か弱い羊。迷いやすい羊。厳しい荒野の中では獣に今にも殺されてしまいそうな私たちです。

 その時、羊を飼ってくれる人がいます。それが羊飼いです。

当時でも羊飼いにはいろんな羊飼いがいました。

雇われただけの羊飼い。いざとなると自分の事が大事で、逃げてしまいます。悲しいかなこの社会の人と私たちの関係もそのようなものです。最後まで私を守ってはくれません。会社も学校も・・・・。

盗人のような羊飼い。 羊を利用して盗んだり、殺したりする羊飼い。特に新興宗教の教祖などはこの傾向があります。人の悩み恐れに付け込んで利用し、盗み、滅ぼしたりするのではないでしょうか。

良き羊飼い。それは羊の為にいのちを捨てる羊飼いです。イエス・キリストはまさに羊の為に命を捨てて下さいました(十字架のわざです) それは羊がいのちを得、それを豊かに持つためです。と言われます。

私たちのために、ご自分のいのちをも捨てられて、私たちの永遠のいのちを約束し、私たちの人生を豊かに導いて下さる方。

 それがまことの羊飼い。イエス・キリストなのです。

このイエス・キリストの事を是非、知っていただきたいと思います。イエス・キリストはあなたのために、この世に来て下さったのです。