昨日、H宗先生が、月曜会で気をつけることを話してくれました。
「月曜会ではハリセンボンという魚のようになってください。」と言われました。
その意味は、ハリセンボンがいっぱいとげを出しているように、月曜会に出席した時は、
アンテナを張り巡らせて、周りに敏感になって、気をめぐらせてください。
特に、誰かが他の先生と話をしたりしている時、耳をダンボのようにして、
何を話しているかに注意してください。
先生方の何気ない会話に、剣道のヒント、大事な事があります。
それを、ボーっと聞き逃さないでください。
それが、実際に竹刀を交われせなくても大切な稽古です。
そういう意味で、月曜会ではハリセンボンでいてくださいということでした。
私は、高段者の先生と稽古をしたあと、挨拶に行き、そのとき話してくださったことは、
必ずメモして、いつも考えています。
でも、たいていは、何も言ってくださいません。
その時は、ちょっと残念です。
また、私のようなものには何も言ってくれないんだあ・・・・・。とひがんでしまいます。
しかし、ここが間違っていました。
何も言ってくださらないなら、他の人に先生が語っていることを盗み聞きするんだ!
そこで、勉強するんだ!
これは、積極的な発想です。
H宗先生みたいな先生でもそのような心構えで、月曜会で精進しているのです。
私も、見習いたいものです。
今日の月曜会は、「ハリセンボン」で稽古しました。(ちょっとだけですが)
積極的に私の欠点を指摘してもらいました。
いろんな指摘をしっかり聞くこと。
他の先生方の会話を自分の身として聞くこと。
それを、メモし、反芻すること。
これは、いい勉強になります。