気持良かった〜
夜の空気は、美味しいね〜
こっそりと、新人ブーツの足ならしをしてきた。
新品じゃないから、大丈夫よ。
子どもの頃、母によく言われた。
新しい靴は、夜に降ろさないって。
私の場合は、履き心地を調べるのよ。
靴は、ブーツ型しか履けない。
足首まで、ないと感覚のない両足には危険
術後から、悔しくて哀しいことがいっぱいあった。
今でこそ、ぐっと堪えて考え方を、無理矢理にも変えてしまう。
泣いても変える。
ブーツなら履いて歩けるのだから、よかっじゃないかって。
泣いている場合ではない。
術後、最初に自宅でしたことは靴ブーツ👢の処分だった。
そしてバッグ👜もね。
肩からかけたら、不思議なことに歩けないことをしった。
靴ブーツ👢だけでなく、バッグからまでも否定された。
当時の私は、被害者意識に取り憑かれた女だった。
気持ちは、奈落の底にどっぷりととじ込んでいた。
私には、将来なんか考えることもできなかった。
抜け出て来れたのは、やっぱり息子の存在だった。
親としての、自分を必要としてくれた我が子いたことだった。
私が、狼狽えたら子どもも、かうろたえる、
そんなことは、絶対にさせたく無かった。
私は、母親の自覚を取り戻したからだった。
ありがとう
おやすみなさい