心が落ち込んで、必死になればなるほど、這いあがれなかった。

その大きな原因に、作品を書いていても気持ちがそぞろで、本気になれない。

キーボードを打ち込む、自分の指先がなかなか前に進んいかなかった。

 

それの原因がやっと判明した。

私は私の思う本音を避けていたからだった。

この本音を、正直に作品の中に記すことは、私には重いものだった。

 

私は「猫のアールの気持ち」

この作品以外は、細部に渡り真実に忠実にしか書かないことを、原則としている。

 

私はやはり、私らしい作品を書いていこうと、気持ちがキリリと決まった。

アールの本には、真実を元に私とアールの関係を、私の気持ちで書いている。

私にとって唯一、心穏やかにしてくれる作品だ。

 

だが今、書いている作品は完全なノンフィクションだ。

「真実を書こう」

そう思ったとたんに、指先はものすごい勢いでキーを叩き始めた。

 

私は、その真実から逃げ腰になって、作品を書いていたので前に進めなかったのだ。

 

今まで自分の作品は配信されてから、必ず購入して読むことにしている。

電子書籍になった作品が、どのように見えているのか。

誤字脱字はないか。

おかしな個所はないか。

 

だが、今回はいろんな世情に気持ちが、落ち込みそんな気持ちにもなれなかった。

 

ふっと、何故だか「良歌の宮」を検索サイトで見た。

 

 

パソコンから、トップに出てきたのがこの画面だった。

ヤフーが一番上にでていた。

ありがとうございます。

作品にはほぼ☆4つ以上がついていた。

ebookさんに感謝

読者様に、感謝

そして、たくさん泣いた。

 

私はやはり、私らしい作品を書いていこうと、気持ちがキリリと決まった。

 

心はすべてに影響を及ぼす。

今更ながら、再確認をした。

 

さぁ~がんばろう

 

治療の受けられない状況が、私の体のあちこちに痛みを発症させている。

トラムセットの力を、借りよう

頼んだよ。

私も頑張るかグー、トラムセット君も頑張ってねグー

 

 

 

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ニコのアールの気持ち(10)

 

 

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