猫のアールの気持ち(特別編)7
パピレスで、いつもお読みいただいている読者様には、お待たせいたしました
どうぞよろしくお願いいたします
「解説」
2018年5月6日の日曜日、午後3時49分に猫のアールは永眠しました。
5月8日に荼毘にふされ私より一足先に旅立った。
49日までは私のそばにいてくれるとのことなら、アールの気配を感じて暮らせますようにと切に願ってやまなかった。
いつか来るであろう、お別れだったが覚悟なんかしていなかった。アールの命は私が握っていると思っていた。
私さえきちんと育てていれば、ずぅ~と一緒に暮らせると信じていたのです。
アールの最後は身を切られる思いだった。
障がい者になった私を支えてくれた小さなアールに、私はどれほど励まされて生きてきたかを思い知った。
呼吸が苦しくなりアールは口を開けて必死に空気を求めて苦しんでいた。
私はアールの口に直接、口をくっつけて空気を送りこんでいた。
私は衝動的な行為に出た。
最後の瞬間を迎えるアールを、私の腕の中でしっかりと抱きしめて送りだした。
命の終わりを共有して私は慟哭した。
亡くして尚、大きな愛を私に捧げてくれているアールに慟哭した。胸は張り裂けた。
たまに、帰ってきてますから
あけておかないとね
アールの最後の、がんばった姿です
知ってやっていただけたら嬉しいです