エービーマンです。
2020年10月から2度目のフィリピン駐在をしています。
2度目のフィリピン駐在279日目、1度目と合わせて総駐在日数2,368日目、出張も合わせた総滞在日数2,654日目。
今日は晴れたり急に雨が降ってきたりで目まぐるしく天候が変わった日でした。
さて、新たに55名のデルタ株の感染が確認されたフィリピンです。デルタ株感染者は累計で119名とも。
いつもなら2週間単位で変更される「コミュニティ隔離措置」ですが、7/16から少し緩んだマニラ首都圏の隔離措置が7/23から突然強化されるなど、デルタ株流行に備えた動きが採られてます。
でも、感染が拡がるでしょうね、周りの東南アジア諸国は凄いことになってますからね。
我が社も社内ではCovid-19に関するガイドラインを制定し、ソーシャルディスタンスの確保、フェイスマスクの着用、フェイスシールドの着用、定期的な手洗いとアルコールによる手指消毒、会議体は全てデスクからリモート参加、等々徹底する様に指導しています。
しかし。。。
守られないんだなぁ、これが。
罰則が無いからじゃないか、というフィリピン人からの意見もあり、新たに罰則を設けることにしました。
でも、守らない輩が結構いる。
気がつけばマスクから鼻が出ている。
気がつけば身体をくっつけ合うくらいまで近づいている。
工場巡視を強化していますが、無くならない。
新型コロナが怖くて恐れおののいているくせに、予防行動が伴わない。
なんなんでしょうね、コレ。
オイラの考えでは、フィリピン人の「バハラナ精神」が災いしているのではないかと思ったりしてるのですが。。。
「バハラナ(bahala na)」とは、「神様がなんとかしてくれる」という意味を持ちます。
このバハラナ精神からフィリピン人は人生に対して楽観的かつ、とても快楽的だといわれます。
なので、コロナに対して恐怖心はあるけれども、一方で楽観的なのではないか。
快楽的なので、呼吸が楽な「マスクから鼻を出す」、あるいはコミュニケーションが楽な「密になる」、をしてしまうのではないか。
どこかの大統領みたいに力づくじゃないと国民を統率できないのも頷けなくはないですね。。。
おそらく今後どんどん隔離措置が厳しくなっていくと思われますので、まずは買い溜めに走っています。
今日は仕事終わりが遅くなり買い物に行けませんでしたが、明日はどこかに寄って買い出してこようかな。
エービーマンでした。