勝手に発達する身体を育てよう♪

療育整体マイスタ〜@武蔵新城

岡本秀春です




ウチの息子 3歳で未だ発語0

中央療育センターにて

自閉スペクトラム症+軽度知的障害と診断。


このブログは発達障害の息子の成長と日常の忘備録を綴ったブログです。




家から一番近いという理由で、ろくに調べもせずに体験に行って、そのまま通うことにした最初の療育施設。


今思えば、春に退職された園長先生の人柄と、直感で感じた、この人の元なら息子を委ねてもいいかな〜が決めてだった氣がする。

いっぱい艱難辛苦を越えてきた芯の強さ、責任感が強くて、包み込んでくれるような優しい藤色?とオレンジのオーラが滲み出る、笑顔の素敵な女性だった。

もっと息子の成長を見守って欲しかったな。
残念。

午前中のレッスンに空きがあるから、すぐに始められます、というのも焦っていた親心に刺さった。

幼稚園に通ってから、いろいろ情報が入って来るようになり、大人気で入園待ちが増え店舗を増やした療育施設の話を耳にしたので、もっとたくさん見学に行けば良かったかなーと思ったりもした。

スグに入れてはじめられたのはラッキーだったけどね。

最初に通い始めた療育施設は、ママ達の間では
『運動が得意な施設』もちろん、運動だけじゃなく、後半は机上活動で指先を使って粘土や工作をしたり、レッスンを通して職員とのやり取りでコミュニケーション力を養っていけるようになっている。

ボールプールやバリエーション様々なブランコ、
ロープハシゴ、トランポリン、子どもは思いっきりカラダを動かせて、息子はとても楽しんでる。

これは児童発達支援士の勉強をして知ったことなのだが、
療育での発達障キッズのトレーニングには、遊びを通した刺激を与える感覚統合療法っていうのが組み込まれているらしい。

(感覚統合療法はアメリカの作業療法士エアーズによって考案)

発達キッズ達はこれらの感覚(刺激)と脳の動きを統合させて感情をあらわしたり、行動したりすることに難しさを感じている場合があるのだそう。

その偏っている感覚を正しく働かせる目的でこの感覚統合療法が用いられるんだとか。

要するに感覚統合とは、
脳に入ってくる情報をうまく整理してまとめる
ことなんだけど、

ウチの子の例だと
言葉の遅れ→思いを言葉に変えることが苦手

になるみたいね。

勉強を始めてから、このプログラムは先生達が何を目的にしてるのかなーとかテキストを見返すようにした。


遊びだったらもちろん家でも公園でもできるんだけど、次の3つを意識した遊びをするといいそう


•触覚・バランス感覚・運動感覚


子どもの背中に指で文字を書いて当てるゲームや、ブランコ、平均台渡り、不安定な場所を歩いたり、様々な素材の上を歩く、などなど。


息子君、走るのは早くて近所公園の小学生がドン引きしてた、


あし早くない?え?まだ2歳なの?


でも、夏の時点でトランポリン食ばない、ブランコ一人で座れない、ロープハシゴ登らない、足速いけど転びやすい、

キックボードもストライダーも私が引っ張っていた(→私が腰痛になる)


体幹と四肢の筋肉が上手く連動できてない?


これがいわゆる感覚が不統合だからなのか??


9月から療育をスタート。


10月の最初の療育整体の講習を申し込みしていたが、9月半ばに松島先生の本を取り寄せて先に読み始めていたこともあり、


私の仮説:

つま先重心のまま筋肉を使い育てたら、カラダを真っ直ぐに保とうとしようと変なところに力が入ってしまうのではないか?


(筋肉の緊張により血行不良になると神経伝達は

ますます阻害される)



結果的に、この姿勢のままだと得られる効果がだいぶ先延ばしになるのでは?



つま先重心で、体幹の強さを活かせないから、

四肢の連動もできず、


結果的に、

(コレ私の妄想ね)

できないからやりたくない→できないからそれで遊んでもつまらない→遊びの幅が広がらない→

遊びが拡がらないから遊びの中で本来発達していく脳やカラダの発達が遅れる→定型発達と差が拡がる


ダメじゃん❗️びっくり



講習を受ける前から、本を読んでまずできそうな

ことを息子に施術をやってみた。


すぐに効果がわからなくても、まずは3ヶ月❗️


公園に行く時、走って転んだ時、療育前に。


思いついた時にいつでも❗️


寝てる時も、腕枕してる時も、お風呂でカラダ洗ってあげる時も、じっとしていられない息子みたいな小さい子にも出来る施術だから、時間もかからないし、立ったままでも30秒もかからないで

出来たりする。


継続は力なり。


変化は目に見えた。


できないからやりたくないだったロープハシゴに急に登り始めた!


もちろん、療育に行かない日にも中原の公園で何度も何度も練習した。


難しいと一度苦手意識を持ったら基本やりたくないコだから、


大好きなスティックゼリーを高いところに洗濯バサミで挟んでチュー


さぁ、食べたかったら登るんだ!


スパルタ方式か⁉️


ジャングルジムとかも然りw


ロープハシゴは割と早い段階、9月の後半には

登れるようになり、療育の指導員の先生も驚いていた。


ハシゴをクリアした後は、ブランコも一人で座れるようになった。

(まだ一人で、脚伸ばしたり引っ込めたりしてこげない。)



正直、

週に2回の正味2時間弱の療育だけで

この子をどれだけ発達させられる?

幼稚園に入園合格できるぐらいのレベルまで

あげられる??


気休めじゃない?って思われても仕方ない。

ガッツリ週5ならまだしも…


療育から親が持ち帰った内容をいかに普段の生活でフィードバックするかを念頭におくと、ここは観察室で様子を見ることができるので、母子分離で預ける療育とは違う良さがあると思う。


預けた方が正直楽だけど。




療育の帰りももちろん公園に連れて行き、

平日は基本晴れたら公園はしご。療育に通う前から公園を数件回るのはやっていたが引き続き継続した。


療育の園長先生が息子の日焼けを見て、


「わー!息子くん、しっかり日焼けしてますねー、お母さんが頑張って公園に連れて行っているからですね。」

と気づいてくれたのが嬉しかった泣き笑い


汗かいたらどうせ落ちるからUV材も塗らず、

帽子と長袖頼み。日傘も邪魔で出番なく。

私も手も顔も子どもができる前には信じられないほど日焼けしていた。

もうそんなのどうでもよくなっていた泣き笑い


いかに一緒に走り回ったりブランコ押したり、楽しく遊ぶ方が私にとっては最優先だった。


このかけがえのない時期ってその時は必死で、

毎日大変だけど、長い目で見たら宝物の時間✨


いつかあの時間が愛おしくてあの頃が懐かしいってなるんだから、めいいっぱいやっておかないと。


シミなんか後からレーザーとかでなんとでもなる!笑



歩きだと興味のある方にあちこち走って行くので、最初はキックボードに乗せ私が引っ張っていた。


キックボードは私が後ろに乗り、一緒に乗って

風を切って走る感覚を覚えさせ、乗る姿を見せていたら、いつの間に真似して乗れるようになっていた。


ストライダーはどうやって教えようか悩んでいたが、根気よく座らせていたら、感覚でスイスイ乗りこなすようになっていった。


もちろん、川崎の運転マナーっ怖いから、交通量の少ない裏道や住んでないと知らないような車が通れない住宅地の細道などを主に使っていました。


※ストライダーは厳密に言うと公道は通行禁止だそうです。知らず走らせてしまってましたガーン


キックボードもストライダーも、息子の中では

移動手段であり、もはや遊具ではなくなってしまった。


乗れそうな広場のある公園に連れて行っても、そこでは乗ってくれないんだな、コレが笑い泣き不安


幼稚園に入ってから自転車移動になり、キックボードもストライダーも私が息切れして追いつけなくなりそうで、あまり出番はなくなっている。





トランポリンは、クッションタイプのものをうち用に買ってはいたが、しばらくの間硬めのクッションでしかなかった。


土日は川崎のトランポリンパークに月に2〜3回は連れて行った。


上には乗るけど走り抜けるだけのトランポリンは、11月ぐらいから低いジャンプからできるようになり、12月には普通に飛べるようになっていた。


もぅお母さん、感動ですよ泣き笑い泣き笑い泣き笑い


療育整体で重心を整え、つま先重心で負担がかかって凝り固まりパフォーマンスが下がっていた筋肉を元の柔らかい状態に導いてあげたら、息子の運動パフォーマンスが凄い伸びた!と実感している。


就学したら運動神経がヘタレなだけで、イジメられる可能性高いじゃん。リスクは減らしたい。


やっぱり、まずは3か月❗️

諦めずに続ける事が、

ある日突然、出来る!に変わった。



肝心の発語はまだですが、

それはこれからのお楽しみで最後にとっておきます。