クラシック | 実存の断片たち

実存の断片たち

痛いのは嫌、寒いのも嫌、苦しいのも嫌、虚しいのも暗いのも辛いのも。でも自分はもっと嫌。だけどこのまま救われないのはもっと嫌。他人には自分を救うことはできない。それは依存となるから。だから自己について考えよう。自分を見つめよう。多くのことを書き留めよう。

化石のような人間でも、
こうして生きていくしかない。
生きていく他ない。
未来を想像していくしかないんだ。
過去を見据えながら、明日のことを考える。
明日が今日になり、今日がまた過去になる。
そしてまた生きる理由を探しに行く。
生きながら、生きる理由を探しに行く。

もし探しものが見つからなかったら?

きっと誰かが見つけてくれる。
化石のように眠って
過去の存在を示しながら。