真剣交際後の破局…男性が女性から交際終了を告げられてしまう一番の原因…●●はタイミングが大切。

結婚相談所で活動をして、幸せな結婚を叶えるまでの基本的な流れは、お見合い→仮交際→真剣交際→成婚退会という形になります。

このお見合いの成立率は6％程度、お見合いから仮交際に進めるのは30％程度、仮交際から真剣交際まで進めるのは9％程度、真剣交際から成婚退会まで進めるのは60％程度というのが全体の平均数値になります。

この数値だけを見たらかなり確率は低く感じるかもしれませんが、段階を踏んで進めていけば、この数値はグッと上げることができます。

お見合いを組む為にはプロフィールが何よりも大事になります。

このプロフィール作成につきましては、過去にも何度か書いてきたので、今回は省略致しますが、プロフィール作成は相談所のセンスも問われる部分なので、この入り口の段階で間違えてしまうと可能性は一気に下がってしまいます。

お見合いから仮交際の成立率につきましては、本人同士の価値観や感覚も問われる問題もあるので一概には言えませんが、ルールやマナーを守って目の前にいる相手と真剣に向き合っていけば仮交際ぐらいは普通に突破できます。

この部分も過去には何度か書いてきましたが、また改めて別の記事でも詳細に書きたいと思っています。

仮交際から真剣交際につきましても過去に何度も書いているので今回は詳細には書きませんが、1つ言えることは相手に真剣交際の申出をする際は事前に必ず相談所間で連携を取って、お互いの気持ちを確認し合った上で相談所のGOサインが出てから行った方が良いのか間違いないです。

真剣交際後に破局してしまうカップルが4割もいるというのは、真剣交際に進む前の段取りを間違えているケースが本当に多いのが現実です。

デート中や電話をしている時などに盛り上がってしまい、相談所間で話ができていない中で真剣交際の申出をしてしまい、その場ではOKをもらえたが、後で冷静になって考えたら、やっぱり無理という気持ちになってしまうこともあります。

また、このような時の中にはその場の雰囲気的に断ることができず、OKしてしまったが、やはり難しいという気持ちが消えなかったというケースやOKしたタイミングでは良いかなと思っていても真剣交際に進んでから結婚観などの話をしていく中で価値観が合わないと思ったというケースなども珍しくはないです。

冒頭の数値を見るだけでも仮交際から真剣交際に進むことはかなり難しいというのは分かると思いますが、その中でせっかく真剣交際に進めてもこのような結果になってしまうのは本当に勿体ないと思います。

更に、誰かと真剣交際に進むということは他の方とのご縁を全て切るということにもなるので嬉しい反面、それなりのリスクも伴います。

その為、仮交際から真剣交際に進む時は軽い気持ちで安易に進んだり、3回目のデートが終わったからという理由だけで進むのは非常に危険です。

真剣交際に進むまでの間にはある程度の結婚観などのすり合わせをするのはもちろん、相談所間でも会員様同士の気持ちを確認し合うことが大切です。

相手と話している中で自分の中では大丈夫だと思っていても自分の感情がどうしても入ってしまう為、判断を誤っていることも珍しくはないです。

現時点での相手のリアルな気持ちを客観的に冷静に確認する上でも相談所間の連携が相談所で活動する上ではとても重要になってきます。

その為、交際中なども自分の相談所にはできる限り良いも悪いも詳細にリアルな状況を報告することが大切です。

その中で些細な気持ちのすれ違いや意見の食い違いなど生じているようなことがあれば、相談所間でも取り持つことなどもできる可能性もあります。

そして、デートを重ねる中でお互いの気持ちが真剣交際に向いたタイミングで相談所からGOサインが出てから真剣交際に進むというのが一番リスクも低く、通常の流れでもあります。

しかし、これは自分が所属している相談所によって、このような流れを作ることができず、真剣交際に進むことができなかったり、進んだとしても破局してしまうカップルもいるのは事実です。

先程の本人同士で真剣交際に進む話をして進んだ結果、破局してしまうというケースも所属している相談所が何もしてくれなかったり、何もできないような相談所だと本人同士で進めていくしかないので、これも真剣交際から破局してしまうカップルが多い原因の1つでもあります。

しかし、ちゃんと仮交際の段階から相談所間でも連携を取っていて、結婚観なども話もできていた中でも真剣交際後に破局してしまうカップルも一定数います。

これは男女ともに原因がある時もあります。

まず、男性側に一番多いのは距離感を間違えてしまうという理由です。

仮交際はお友達期間のようなものですが、真剣交際はいわゆる彼氏彼女のような関係として認識すること自体はOKです。

しかし、だからと言って、真剣交際に進んだ直後からいきなり彼氏面をしたり、身体的なスキンシップを求めてしまうのは相手との距離感を見誤っている証拠です。

ファーストコールや仮交際に入った瞬間からいきなりタメ口で下の名前で呼んだりしてしまう男性も珍しくない中で自分はこのような対応をしてこなかったからこそ、真剣交際に進めた現実がある中で真剣交際に入ってから、このような男性と同じようなことをしてしまうのは本当に勿体ないです。

確かに、これまで気持ちを抑えながら耐えてきて、相手に気持ちに寄り添いながら進めてきて、真剣交際まで辿り着いて嬉しい！って気持ちや舞い上がってしまい、これまで抑えてきたものが爆発してしまう気持ちも分かるのですが、グッと抑えて真剣交際に進んだ直後は特にこれまでと変わらずに接していくことが大切です。

ここで焦ってしまったり理性が保てなくなると今までの努力や辛抱が全て水の泡となってしまいます。

仮交際中も敬語で名字で呼び合っていたなら真剣交際を機に様子を見ながらこのような提案をしていくのも大事ですが、ここまでこのような関係性で進めてきたのであれば、直後からいきなり変えてしまうと相手も嬉しさよりも驚いてしまったりする時もあるので、真剣交際に進んだ次のデートやその次のデートぐらいでも問題はないと思います。

いつまで経っても仮交際のような雰囲気だと確かに関係性も深まらないので何処かのタイミングでは一歩前に進むのは必要ですが、なかなか自分で判断するのも難しいと思うので、自分の相談所とも相談をしながら、適宜相談所間でも連携をとっていきながら進めていく方が良いのかなと思います。

真剣交際後の男性側の致命的な失敗はこのようなケースが一番多いので、ここをクリアできたら成婚までの可能性も高まると思います。

実際、『良縁サポート和』の会員様の中にもこのような理由が原因で相手に交際終了を告げたという女性会員様も珍しくはなくて、この中には真剣交際の申出を受けた瞬間から〇〇さん！と名前を呼ばれてしまい、その勢いのままタメ口でフランクに話され過ぎたという方もいて、当時は仮交際中も名字で呼び合っていて、言葉遣いも丁寧な感じで凄く素敵だなと思っていたそうですが、真剣交際の申出をして頂けた嬉しさが飛んでしまうぐらい動揺してしまったそうです。

この日も次回のデートの話や今後の話をするわけではなく、ひたすら〇〇さんが好き！って言われ過ぎてしまい、更にデートが終わってからもLINEとかでも『おはよう大好き！』みたいな感じのLINEが数日続き、次回のデートも約束をしていたそうですが、彼女の中でどうしても重い…という気持ちが募っていて、1回デートのリスケを彼に伝えたところ、彼から『えっ、誰かほかの人と会うの？』『それは嫌だな』みたいな感じで言われたそうです。

この時も彼女は気持ちの整理をしたいから一旦リスケをしたいという感じで伝えたのに、勝手に他の人と会うみたいな感じで決めつけられてしまったのも驚いたし、すごく縛られているような感じになってしまい、重い…という気持ちが無理…って気持ちに変わってしまいました。

それでもこれまでの彼のことを彼女は見てきて、これまでの彼に惹かれていた部分もあったので、少し彼も気持ちが落ち着けば、戻ってくれるかなということを期待して、少し様子を見ていたのですが、その後も〇〇ちゃんの家に行きたいとか俺の家に来てよみたいな誘いばかりだったり、親にも挨拶しなきゃとか、結婚式どうしようか？みたいな話ばかりで戻るどころか悪化していく一方で彼女の中でも自分の気持ちを置き去りにされているような感覚が募るばかりで一緒にいるのが辛くなってしまいました。

この頃には〇〇さんから〇〇ちゃんに勝手に変わり、自分のことも俺というようになっていて、この辺も気になっていたそうですが、こんなことよりも距離感や温度差の部分がどうしても彼女の中で気になってしまい、彼女の方から交際終了を告げました。

真剣交際の申出を頂いた時や最初の数日のLINEの時点で私も先方には少し抑えて欲しいと伝えていたのですが、全く改善されなかったし、この時の相談所はいつも普通に対応してくれる相談所なので、本人の問題なのかなと思いますが、これだとちょっと困っちゃうし、この時は彼女も多少心身ともにダメージはありましたが、それでも切り替えて、早く新しい出会いが欲しいと言っていたので、そこは安心しました。

そんな彼女の現在は別の男性と幸せな結婚を叶えましたが、当時も彼からの愛情表現や自分に対する好意なども彼女にとったら、本当に程よく素直に嬉しいと感じていて、彼からの愛情表現に対しても彼女は素直に自分も言葉と態度で示していました。

活動中からシンプルにラブラブなカップルでした。

ちなみに、彼女も今はママとなって、家族みんなで幸せな生活を送っています。

彼女は本当に愛嬌もあって人当りも良くて彼女の前の相手も彼女のことが本当に好きになってしまう気持ちも分かるのですが、当時はもう少し気持ちを抑えて欲しかったし、彼女の気持ちをもっと考えて欲しかったです。

多分、この男性は根本的な性格的にグイグイガツガツで重すぎるぐらいのタイプだったんだと思います。

私は別に男女ともに重いタイプの方も否定はしないし、それだけ一途に想えるってことは良いことだとも思うし、ハマる相手にはハマるので変に崩さなくても良いとは思います。

ただ、このようなタイプの方でも最初は気持ちを抑えながら紳士的な対応を心掛けているのだと思うし、それができるってことは素晴らしいことで、今回の彼女の相手もそれができていたから真剣交際には進めた訳ですが、本来の自分を隠して、ガラッと別人のように変わってしまうのは良くないし、これだと真剣交際まで進めてもダメになってしまう可能性も高いです。

ただ、このようなグイグイガツガツのタイプの方にもハマる相手は必ずいて、実際に成婚事例も普通にあるので、このような方に合っている活動スタイルなどはまた別の記事で実例なども含めながら書こうと思っています。

大好きな人と真剣交際に進んでから破局してしまうのは本当に辛いことだし、このようなことがあると全て終わったと思ってしまう気持ちも分かりますが、自分が好意を抱いている相手と真剣交際まで進めたというのは本当に凄いことであり、これは当たり前のことではないので、そこは自分の自信にして欲しいと思います。

幸せな結婚という結果にはならなかったのは事実だったとしても好きな人と真剣交際まで進めたという事実も消えることはないし、1度でもこのような経験ができた自分ならまた別の方とも進めるという証拠です。

そして、その時には前回の失敗を反省して改善できていれば、同じ失敗を繰り返さないと思うので、幸せな結婚を叶えられる可能性もグッと高まります。

このようなケースだけでなく、失敗をしてしまうというのは誰にでもあることですが、この経験を意味のあるものにできるのか・できないのかで自分の未来は変わってくるし、次の活かすのか・活かさないのかも自分次第です。

お断りや交際終了の理由なども当たり障りないフィーリングや価値観の違いなら改善しようもないのも分かりますが、今回書かせて頂いたような理由は改善する余地しかないので、必ず自分の成長にも繋がるし、成長できる＝成婚の可能性も高まるということです。

本当に好きだったからこそ、ダメになった時はもうどうでもよくなってしまい、投げやりになってしまう方もいるかもしれないし、気持ちも分かるのですが、そればかりだと自分の為にはならないので一旦受け止めることも必要だと思います。

重いとか言われると恥ずかしくなったり、情けなくなってしまう時もあるかもしれませんが、そんな風には思わなくても良いし、先ほども書きましたが、誰かのことを一途に想えるのは素敵なことです。

相手の女性から言葉や態度で愛情表現を求められても照れや恥ずかしさから、なかなかできない男性も多くて、これが理由で交際終了になってしまう時もある中で少なくても自分はこのような心配はないし、女性だって相手の男性から好きという言葉を言われたり、好意を示してもらえるのは嬉しいので、このタイミングさえ間違えなければ相思相愛のカップルになれる可能性も高いので諦めずに叶えて欲しいと思います。

婚活は自分の気持ち次第で良いも悪いも状況は一変します。

『楽しい婚活』をしながら『幸せな結婚』

『本気の気持ち』があれば、叶うと思います。

IBJ Award 2021