幕下・三段目・序二段のベテラン力士。年々増える一方。しかしそれぞれに頑張っている。
北はり磨。32枚目で2勝。関取復帰は厳しい。この1年幕下中位で2度勝越しでも驚異ではある。細い体で精一杯。50枚目台に落ち正念場。
他にも元幕内が幕下でも一杯一杯の土俵。元十両はさらにいる。大翔丸は1勝。
鳰の湖。この1年は幕下と三段目が半分だった。同期の北はり磨とともに奮闘。どちらも幕内1場所。滋賀県唯一の力士である。元幕内といっても関取在位は13場所と少ない。2013秋より幕下の土俵、一時三段目陥落するも長く幕下にあったが、11年ぶりに三段目でも負越しと衰えがきている。

最年長の翔傑。今年で50歳。31年の土俵生活、三段目58枚目で1勝と序二段落ち。秋場所に三段目76枚目で4勝。ここ2年程序二段と三段目の往復。序二段ではまだ力の差がある。

大雷童。今年で土俵生活30年。2005~06年にかけて十両6場所。重い押しで一時は幕内も見えた。2006初に幕内の土俵に上がっている。幕内の取組経験者としては最古参。

三段目以下のベテランでは一番安定。この1年も22勝20敗。負け越しは1回だけ。初場所は三段目15枚目と幕下も見える。昇進なれば7年ぶりで45歳は最年長?
富士東。幕内17場所、十両21場所と実績ではかなり上。しかしこのところは幕下が厳しくなり三段目上位が定位置に。5年前に十両全敗も経験。実績の割には番付が落ちてきた。
44歳の鋼。26年の土俵。三段目中位以下が多い。三段目が徐々に厳しくなり序二段落ちもあるが、序二段ではまだ勝ち越す力あり。師匠より年長。

序二段を見ると16枚目朝天舞。6年前にも幕下上位まで上がった。小兵ながらふてぶてしい気合の土俵。三段目に定着だったが、序二段落ちも。2021名に17年ぶりの序二段。以降3度序二段陥落。さすがに衰えがみえ九州では序二段で休場。序二段76まで落ちる。2001夏の84枚目以来の低位置。
46枚目の芳東。元幕内では最古参だが序二段が続く。48歳で一度も休場がない。
序二段中位で勝越し負越しの繰り返し。おととし春に三段目で全敗から急速に弱った。以降は序二段上位にも上がれず。もともと立ち合いが大雑把な体格任せの相撲。そのせいか元幕内の割には衰えが目立つ。部屋では胸を出している。まだまだ現役を続けたいようだが…
常陸號。元幕下15。三段目が定位置だったが、序二段落ち以降序二段に定着しつつある。
44歳武蔵海。29年の土俵。2014名の幕下5が最高。幕下上位力士だけに序二段中~下位ではまだ力がある。夏場所には44歳で三段目昇進を果たした。

奄美岳。元三段目85。三段目はその1場所だけ。21歳で初土俵、以降序ノ口序二段の往復と牛歩だったが、着実に昇進。序二段に107場所と殆どを序二段、初場所には2007九州以来の序ノ口落ち。序二段下位ではまだ勝ち越す。
48歳天一。32年ぶりの序ノ口。しかし5勝と格の違い。序二段下位でも負け越しが多くなったが、 序ノ口と序二段はやはり違うようだ。元幕下10。

北の湖部屋はベテランが多い。
幕下上位レベルなら武蔵海、常陸號など40代でも序二段で勝ち越せる。幕下中位ならば数年早く序二段上位は厳しくなる。最年長の翔傑は序二段中位では5勝する力もある。そうみると幕内の芳東は序二段中位がやっとなのは早い。芳東と同年の天一が序二段下位が定位置。
今年もベテランの土俵に上がり続ける。