あわびに限らずルアーにいろんな物をペタペタするのが好きです。
毎度なんとなーくやっておりましたが、正規の方法みたいなのあるの?と思い、検索をかけてみました。
大きめに切ったアワビを貼り付けて要らない部分を落として。。
とか、
型紙作って。。。あわびシートに書き写して。。。
とか。
めんどくせぇ
プラグのような複雑な立体に綺麗に貼ろうと思うと型紙があった方が良いと思います。が、スプーンのような平面主体のルアーなら型紙無しでももーまんたいです
我が家で貼り貼りする時の方法を紹介するので、ずぼらだけどスプーンにあわび貼りたい!という奇特な方がみえればお試し下さい
【用意する物】
・スプーン
・あわびシート(その他シール類でもOK)
・マスキングテープ
・油性マジック
・ハサミ
・アルコール(脱脂用)
・トップコート
【貼り貼り手順】
①適当にちぎったマスキングテープをスプーンのあわびを貼りたい面に貼りつけます。
今回はミューの7g
②マスキングテープでスプーンの輪郭をなぞります。
スプーンのエッジを利用すると綺麗に輪郭をトレースできると思います。油性マジックのペン先のRを上手いこと使って下さい。ちょっとぐらいハミ出しても後で切る時に覚えていてスルーすればOK。
③マスキングテープをあわびシートに貼り貼り。
模様だったりシートの歩留まりだったり、理由は様々と思いますが好きな部分にマスキングテープをぺたり。今回は模様バチバチのニュージーランドアワビをチョイス
④あわびを切り出したところ&貼り付け準備
スプーンの面取りしたエッジに沿って油性マジックで型取りすると概ね内側で切ると良い寸法になるはずです。
スプーンの前処理としてアルコールで脱脂、乾燥をします。無塗装のスプーンであれば他の溶剤でも良いと思います。
⑤あわびシートをぺたり。
マスキングテープは剥がさずにそのまま貼り付けます。前後の穴を上手にトレースしてある場合は穴に合わせて貼るとセンターが出しやすいと思います。
最初は軽く乗せるに留め、位置が決まってからしっかり抑えると失敗が少ないと思います。
⑥マスキングテープを剥がす。
端っこからゆっくり剥がします。用意できれば先の尖った物やカッターナイフで端をめくると楽かもしれません。
剥がしたマスキングテープは再度使えるので、同じスプーンに何枚も貼る場合は概ね3〜4回は型取りの手間が省けます
⑦トップコート塗り塗り
拘るならあわび専用のトップコートかエポキシ、ウレタンやレジンを塗るのが吉だと思いますが、我が家ではダイソーのトップコートを使用。オネーサンが爪に塗るやつですね、入手、保管、管理が簡単かつ、仕上がりもそこそこなので愛用しております
写真は
塗り→乾燥→塗り
まで終わったところ。
2回塗りで概ねツルツルです。
トップコートの良いところは傷がついても再度塗って乾かせばリペア完了なところ。
傷に対する強度はエポやレジンに劣りますが、使い物にならないほど弱い訳ではないので、売り物じゃないのでこれで良いやといったところ。
ちなみにトップコートを塗らない方があわび貼りは釣れるようですが、結構簡単にボロボロになってしまいます
元の塗装を剥がしていないので、接着強度は元の塗装の強度orあわびシートの粘着剤、いずれか弱い方に引っ張られる訳ですが、今のところ変な剥がれ方をした経験はありません。本来であれば元の塗装を落とすなり、無塗装のブランクを使うものなのかもしれませんが、そこはずぼらなので許して下さい
せっかくあわびシートの記事なので失敗から得た知見を一つ紹介します
透け透け蛍光オレンジあわびを狙ったミュー8g(右側)
ミュー8gの目論見が外れたのでなんとか透け透けにしたくてギャラクシーあわびを貼ったフロントレイク 12g(左側)
どういうことかというと、
あわび、UVカット?
ミューのエッジが光っているのはあわびが貼ってない部分です。
紫外線発光や蓄光を利用する場合は貝殻の下はダメですね