気になる新製品、シマノのハードブルを導入し、使ってみました。
あくまで素人目線であーだこーだ。自分が使用感を気になって購入したので、プロではない一般人はこういう感想でした。程度に思っていただければ。
最初の印象は細くない!?気のせい!?
ピットブル4や他社の0.6号より細い気がしました
強度については12lbリーダーをFGノットで結束し、リーダーにスナップを八丈掛けで結束。引っ張りやすいようにルアーを装着した状態でスプールを固定して、ルアーを引っ張っていくとスナップの結び目でラインブレイク。実際の渓流での運用時はリーダーを8lbまでに留めるので、引っ張り強度は問題無さげ
ラインのコシも公式の情報通り、モノフィラのラインには劣るものの強めで、コシの無さに起因するトラブル減少に寄与しそうです。
ここまで使用前の感想。
今日一日、渓流ルアーでスピニングリールに装填し、使ってみました。
気になった順に。。
・飛距離→イザナスのPEより若干落ちる?
コシがある分でしょうか、若干の「モノフィラ感」が。
・ラインが滑らない
キャスト時にイザナスのPEと滑り方の感覚が違う?気がします。人差し指からの抜け感とでも言いますか、ほんの少し、最初の数投だけ違和感。ただのPEの銘柄の差程度のものかもしれません
・ラインメンディング→快適
ナイロンやエステル、フロロもスピニングで使用しますが、モノフィラと比べた場合、ラインを張った状態での着水が容易。イザナスのPEと比べると若干、本当に少しだけラインが伸び切るのが遅い?フェザリングの最中にもモノフィラのような(モノフィラのラインよりは遥かに微細ですが)ラインが伸び切る前からの引っ張られてる感があり、静かに着水させたい場合の操作も容易に感じました
・対摩耗性→強い?
前日にエサ釣りの仕掛けをいじいじしていた際に、人差し指の皮にラインが食いこみ、負傷。“キャスト時に常に引っ掛かりがある状態”での釣行でした。イザナスのPEであればこの状態で1日釣りをすると、指を引っ掛ける部分に少し毛羽立ちが出ていました。ハードブルは今回の釣行では無。
岩に擦れてどうこうは自分の釣り方ではイザナスのPEでもあまり無く、シーズン中に2、3回毛羽立った部分を詰めるか?どうか?なので1シーズン使った後に「そういえば詰めてないな」もしくは「何回か詰めたな」程度のことしか言えなさそうです
・水切り→良好
これはメリットかデメリットか場合によると思いますが、U字のようなラインの軌道をトレースしてくる流し方でイザナスのPEと差が出る?気がしました。流れを利用してルアーの軌道を操作したい時に、想像以上にラインが動いていた気がします。上の早い流れをぶった斬って下にルアーを通すような釣り方には強そうです
・色→見にくい
細いからか?他の黄緑色のラインよりちょっとくすんだ色の印象。とりあえず見えるので問題無し
ですが、“見やすいライン”では決して無い印象。
ファーストインプレッションとしてはこんなところ。長く使ってみてどう転ぶかは分かりませんが、今にところの感想は
「ええやん」
ですね
製品のコンセプトが渓流ルアーに最適っぽいので、鬼コスパのピットブル4に取って代わるかどうか!?使用感はさすがにお値段なりでハードブル8+の方が気持ち良いですが、お値段倍以上でもこちらを選択するかどうか、はラインの寿命が争点になりそうです