スプーンのリペイント@擬似メッキ加工

よく釣れていたcompの1.5g(ピンク/シルバーに裏マットブラック)をロストしてしまい、たまたま入った魔界で同じ重さのcompを見つけたので、再塗装します。

まずは塗装の剥離を。。。

アセトン(除光液)や、ラッカーの薄め液で落とす方法もありますが、たまに薬品系では全く剥離できない強固な塗装もあるので、最近はルーターにナイロンブラシを取り付け、物理攻撃で剥がしています。

剥がしたところ。

柔らかいブラシで少しずつ削ります。ナイロンブラシならブランクに深い傷は入りません(多分)

手作業でやる場合は薬品で溶かすか、紙ヤスリで削ることになると思います。削りすぎに注意です。

だいたい塗装が落ちたらコイツを使います。

金属磨き。無ければクレンザーや歯磨き粉でも代用できますが、専用の物が早くて綺麗です

本来は布で磨くのが良いのでしょうが、ティッシュでやっています。文字通り「紙耐久」ですが、スプーン程度の面積を磨くなら大丈夫です。

磨けば磨くほどピカピカに。

磨き終わったスプーンにピカールの缶を映してみます。

鏡面になっているのがわかりますか？

磨き終わったら表面処理を。

これをしないとすぐに酸化して、曇ってしまいます。厚さの若干のムラと耐久性を気にしなければ、100均のマニキュアでもOK。

この時に若干黄色がかったクリアーを使うと、金メッキっぽくなります。

写真はドーナ。

上は黄色っぽいクリアー。下は透明のトップコート。

真鍮の場合ですが、磨くと色の薄い金色になります。これに各種クリア系塗料を使えば擬似メッキ完成です。シルバーだけは「ぽい」ものにしかなりませんが。

こんな感じに。

表面処理に星の入ったマニキュアを使用しましたが、微妙な仕上がりに(´°ω°｀)

大して手間はかかりませんが、プチハンドメイド気分です。自分で手を加えたルアーで釣れると楽しさ倍増