人工知能 (AI) で作られたアルバムというのが、一部で話題になっているようですね。
(『I AM AI』/Taryn Southern)
まずは、そのアルバムから一曲・・・。
Break Free/Taryn Southern
『ブレイク・フリー』/タリン・サザン
「歌」に関してはAIではなく、アメリカのタリン・サザンというシンガーです。
まあ、曲調はフツーのポップミュージック……ですよね?
タリン・サザン(Taryn Southern)
1986年7月16日生まれ(31歳)
職業/歌手、女優、モデル、ライター、プロデューサー
出身/アメリカ・カンザス州ウィチタ
このAIが作ったという曲、まず自分の感想は、
なんだか、うさんくさいぞ… ( ,`・ ω´・)
です(笑)。
これに関して
「AIはここまで進化している」
「AIがヒット曲を生み出す時代が来る」
「人間の作曲はいらなくなる」
などと騒いでいるのは、どうもIT関連企業ばかりなんですよね。
で、この曲(『ブレイク・フリー』)をさまざまなサイトで調べてみると、作詞と作曲はタリン・サザンで、AIはコード進行を作っただけのようなんです。
んっ、コード進行だけ (・∀・)?
これはなんだかショボい話で
ポップソングでヒットするコード進行なんて、ほぼパターンが決まってるじゃないですか。
(ダイアトニックコードの組み合わせ)
例えばこんなの・・・
カノン山手線ピアノ演奏ゲーム/『題名のない音楽会』(テレビ朝日)より
(同じコード進行で、さまざまなヒット曲がある例)
AIがコード進行しか作れないなら、正直「そんな程度?」って感じですよねえ。
昔チョッと流行った「J-POPジェネレータ」という作詞ソフトを思い出しちゃいました。
「翼広げ」「桜舞い」「瞳閉じ」「君の名を呼び」「会いたい」等、
J-POPの歌詞にありがちなフレーズを組み合わせて作詞するというものなんですが、
出てくるフレーズは・・・
『もしも翼があったなら ずっと一緒に歩いていたい』
こんなもん…( ̄▽ ̄;)