Lindsay Ell/ギターに恋したカントリーガール | Baby you a song

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You make me wanna roll my windows down,
…and cruise !

今自分がイチオシ、おすすめアーティストをご紹介します♪

彼女の名前は、リンジー・エル(Lindsay Ell)!

 

リンジー・エル (Lindsay Ell)

リンジーエル

ギタリスト、ソングライター、シンガー

1989年3月20日生まれ(29歳)
出身/カナダ・カルガリー
音楽ジャンル/ポップ、カントリー、ロック、ブルース
レーベル/Broken Bow Records(ナッシュビル)

 

※ 日本ではほぼ無名のミュージシャンのため、読み方は「リンゼイ・エル」かも知れませんが、人名の「Lindsay」はリンジーと表記されることが多いので「リンジー・エル」とさせていただきます。

 

リンジーエル ジー・エルは、6歳でピアノを弾き始め、8歳の時に「ギターに恋に落ち」(I fell in love with the guitar)、同時にブルースにのめり込み、10歳で作詞作曲を始めたそうです。(日本でいえば小学2年で、ブルースギターを弾くシブい少女!)

 

 その後ボストンのバークリー音楽大学で、本格的に音楽を学び、2008年、19歳の時、インディレーベルからファーストアルバム『コンシダー・ディス(Consider This)』を発表します。

 

リンジーエル

 その年(2008年)、リンジー・エルは、憧れのブルースの大御所ギタリスト「バディ・ガイ」と共に北米全域のツアーを行います。


 影響を受けたギタリストとして、「エリック・クラプトン」「ジミ・ヘンドリックス」「バディ・ガイ」「スティーヴィー・レイ・ヴォーン」「ジョン・メイヤー」「キース・アーバン」「チェット・アトキンス」等の名前を、彼女は上げていますが、Lindsayの目指すサウンドが大体お分かりになると思います。

 

Lindsay Ell

 このツアーの後リンジーは、アコースティックなサウンドへと傾倒し、2009年には、カントリーテイストの2ndアルバム『アローン(Alone)』を発表、カナダとカントリーミュージックの本場ナッシュビルを行き来するようになります。

 

 そして21歳になった年、ナッシュビルに本格的に拠点を移し、初の公式シングル『トリッピン・オン・アス(Trippin 'on Us)』を発表します(2013年12月)。

 

Lindsay Ell  以降、シングル『シャット・ミー・アップ(Shut Me Up)』、『バイ・ザ・ウェイ(By the Way)』は、ビルボードのカントリーチャートを賑わせ、2014年11月2日には、NFLの公式戦でアメリカ国歌をエレキギターで演奏(写真左)。(2018年1月28日のNHLオールスターゲームではカナダ国歌を歌唱しています(写真右))
 彼女はギタリスト、シンガーとして、アメリカでの人気を高めてゆきます。

 

 2017年、それまでのインディー・レーベルから、ナッシュビルのメジャーレーベル「Broken Bow Records」に移籍。この年発表した実質的なデビューアルバム『ザ・プロジェクト(The Project)』が、発売1週間で生産数に達し、CDの売り上げチャートでは7位、「ビルボード200」(アメリカの総合アルバムチャート)では40位を記録するというスマッシュヒットとなります。

(2018年3月9日、同アルバムはイギリスでもリリース)

 

   The Project/Lindsay Ell (2017年8月11日発表)

Lindsay Ell アルバム
1.Waiting on You
2.Champagne
3.Castle
4.Good
5.Wildfire
6.Mint
7.White Noise
8.Criminal
9.Just Another Girl
10.Space
11.Always Kiss the Girl
12.Worth the Wait

 

   ザ・プロジェクト/リンジー・エル

 

 彼女の魅力は、何といっていいんでしょう。
 YouTubeの動画では、シブいブルースからツェッペリン、クリーム、エアロスミスなんかのカヴァーも演っていて、リンジーのギタースタイルは明確なんですが、面白いのは、そんな彼女がナッシュビルのレーベルに属していることだと思います。
 ロック、ブルース、ポップの要素を取り入れたカントリーミュージシャン、またはカントリー、ブルース、ポップの要素を取り入れたロックミュージシャンと言っちゃえば身も蓋もないでしょうか・・・。

 

 とにかく、コレ(『ザ・プロジェクト(The Project)』)、軽快なカントリーポップあり、ヘヴィーなブルースロックありの素晴らしい作品となっています! ギターの「音」を大切にしているサウンドがGood♪

(7.White Noiseではケルシー・バレリーニ、11.Always Kiss the Girlではカーリー・ピアースがソングライティングに参加)

 今のところLindsay Ellの代表曲は、このアルバムからの1stシングル『ウェイティング・オン・ユー(Waiting on You)』及び、2ndシングル『クリミナル(Criminal)』になると思いますが、最後にアルバムのトップを飾るキャッチーな1stシングル『ウェイティング・オン・ユー(Waiting on You)』の動画をご紹介。

 

リンジー・エル(Lindsay Ell)

ウェイティング・オン・ユー(Waiting on You)

 

間奏とエンディングのギターソロがイイっすよ~

サビの部分を和訳するとこんな感じです・・・

「Like the dry ground, Waiting for the rain to fall down」
(雨が降るのを待っている、乾いた地面みたい)
「I'm a July sky, you're a bottle rocket」
(私は七月の空で、あなたはロケット花火)
「I'm waiting on you」
(あなたを待っているんだよ)
「Like a sailboat wishing for the wind to blow」
(風が吹くのを望んでる、帆船のように)
「Like a fast car looking for the green to go」
(青信号を探してる、急いだ車のように)
「I'm right here, baby」
(私はここにいるよ)
「Don't keep me waiting on you」
(待たせたままにしないで)

 

※ I'm a July sky(私は七月の空) you're a bottle rocket(あなたはロケット花火)というのは、「私はこんなに広い空なのに、あなたはそこに届かないショボいロケット花火」という意味合いでしょうか。表現が可愛いです♪


 今後の彼女のスケジュールですが、5月4日から9月8日まで、シュガーランド(Sugarland)の全米ライブツアー「2018 Still the Same Tour」に帯同することが決定しています。

 リンジー・エル・・・覚えておいて損はないですぜ ( ´ ▽ ` )b