Baby you a song

Baby you a song

You make me wanna roll my windows down,
…and cruise !

 全国「名盤ファン」のみなさん

お久しぶりです ( *• ̀ω•́ )b
 
 今年は2026年。
“2020年代”も半分が過ぎたことになりますよね。

 ではこの“2020年代を代表するアルバム(名盤)”は、一体どんな作品になるのか?
米・ROLLING STONE誌のランキングを参考に、上半期のレポートをしてみようと思います。


 さて
ROLLING STONE誌は、10年に一度、その年代の「ベストアルバム100」をランキングで発表しています。
(80年代、90年代、2000年代、2010年代)
まずは各年代の名盤をおさらいしてみましょう。


■80年代

The Clash ロンドン・コーリング アルバムジャケット
1.『ロンドン・コーリング』/ザ・クラッシュ
2.『パープル・レイン』/プリンス・アンド・ザ・レヴォリューション
3.『ヨシュア・トゥリー』/U2
4.『リメイン・イン・ライト』/トーキング・ヘッズ
5.『グレイスランド』/ポール・サイモン

 

 MTVの登場によって、音楽は「聴くもの」から「観るもの」へと大きく変化した時代ですね。
 シンセサイザーやドラムマシンが普及した一方、ニューウェーブのブームも見逃せないと思います。


■90年代

NIRVANA NEVERMIND アルバムカバー
1.『ネヴァーマインド』/ニルヴァーナ
2.『クロニック』/ドクター・ドレー
3.『OK コンピューター』/レディオヘッド
4.『アクトン・ベイビー』/U2
5.『ミスエデュケーション』/ローリン・ヒル

 80年代の作り込まれたポップへの反動として、より内省的で生々しい表現を志向する動きが強まった時代でしょう。
 粗削りなサウンドと虚無感を伴う歌詞のグランジ、日常や労働者階級の視点を取り戻すようなブリットポップが台頭しました。

 


■00年代

Radiohead「Kid A」アルバムジャケット
1.『キッド A』/レディオヘッド
2.『イズ・ディス・イット』/ザ・ストロークス
3.『ヤンキー・ホテル・フォックストロット』/ウィルコ
4.『ザ・ブループリント』/ジェイ・Z
5.『エレファント』/ザ・ホワイト・ストライプス

 新しさの追求というよりも、過去の音楽様式を再解釈する色彩が濃い時代でしょうか。
 ザ・ストロークス、ザ・ホワイト・ストライプスなどのガレージロックリバイバルは、シンプルなロックの魅力を再提示したと思います。



■10年代

マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー カニエ・ウェスト
1.『マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー』/カニエ・ウェスト
2.『レモネード』/ビヨンセ
3.『トゥ・ピンプ・ア・バタフライ』/ケンドリック・ラマー
4.『レッド』/テイラー・スウィフト
5.『ブラックスター』/デヴィッド・ボウイ

 CD中心のビジネスモデルが崩壊し、音楽は「所有するもの」から「アクセスするもの」という形へ移行していった時代でしょう。
 ジャンルの境界も曖昧になり、音楽は日常に寄り添うB.G.Mとして消費される傾向を強めていった気がします。



 では2020年代上半期の名盤は、一体どんな作品なのか?
“2020年~2025年”までのROLLING STONE誌が選んだベストアルバムを順に見ていきましょう。

■2020年

テイラースウィフト「フォークロア」アルバムジャケット forest
1.『フォークロア』/テイラー・スウィフト
2.『フェッチ・ザ・ボルト・カッターズ』/フィオナ・アップル
3.『YHLQMDLG』/バッド・バニー
4.『ラフ&ロウディ・ウェイズ』/ボブ・ディラン
5.『フューチャー・ノスタルジア』/デュア・リパ

■2021年

オリビア・ロドリゴ「サワー」アルバムジャケット
1.『サワー』/オリヴィア・ロドリゴ
2.『30』/アデル
3.『ヴァイス・ヴェルサ』/ラウ・アレハンドロ
4.『コール・ミー・イフ・ユー・ゲット・ロスト』/タイラー・ザ・クリエイター
5.『ホーム・ビデオ』/ルーシー・ダッカス

■2022年

ビヨンセ「カウボーイ・カーター」アルバムジャケット
1.『ルネッサンス』/ビヨンセ
2.『あなたのいない夏』/バッド・バニー
3.『ミッドナイツ』/テイラー・スウィフト
4.『モトマミ』/ロザリア
5.『ハリーズ・ハウス』/ハリー・スタイルズ

■2023年

ケンドリック・ラマー『トゥ・ピンプ・ア・バタフライ』アルバムジャケット
1.『SOS』/シザ
2.『ザ・レコード』/ボーイジーニアス
3.『DATA』/タイニー
4.『レッツ・スタート・ヒア』/リル・ヨッティ
5.『ガッツ』/オリヴィア・ロドリゴ

■2024年

チャーリーXCX「ブラット」アルバムカバー
1.『ブラット』/チャーリー・XCX
2.『カウボーイ・カーター』/ビヨンセ
3.『マニング・ファイヤーワークス』/M・J・レンダーマン
4.『ショート・アンド・スウィート』/サブリナ・カーペンター
5.『ヒット・ミー・ハード・アンド・ソフト』/ビリー・アイリッシュ

■2025年

バナナの木と椅子2脚、自然の風景
1.『デビ・ティラール・マス・フォトス』/バッド・バニー
2.『メイヘム』/レディー・ガガ
3.『ラックス』/ロザリア
4.『ベイビー』/ディジョン
5.『ゲッティング・キルド』/ギース


 以上がROLLING STONE誌が選んだ2020年~2025年のベスト5アルバムとなります。
主なジャンルはPOP、レゲトン、コンテンポラリーR&Bで、Hip-hopはやや影を潜め、Rockはほぼ壊滅という感じがしますよね。

 自分の感想としては、良いアルバムはあるんですけど、やはり音楽が消費物になっちゃったイメージは拭えません。

 我々ロックファンとしては、まったくもぉ~ですね (ー̀ε ー́ 。)(笑)

 ただ面白いのは、2025年の5位にギース(Geese)の『ゲッティング・キルド(Getting Killed )』が入っていることです。
 20年代中盤にこういうブルースを基調としたギターバンドが盛り返してくると、ロックの復活も「あるいは?」という気がしてくるじゃないですか。

 

 今年代後半の音楽シーンに期待を込めて、最後にギースの『ゲッティング・キルド』のスタジオ動画をお届けします。

 

 じゃ、全国「名盤ファン」のみなさん!

また5年後、お会いしましょう(๑•̀ㅂ•́)و

 

Geese - Getting Killed | From The Basement