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認知症の母と同居生活〜冬〜

認知症の母と2人暮らしの同居生活。笑顔と理不尽を繰り返す生活で、愚痴や暴言、思いを書いていこうと思います。

先日、いつものごとく母が不穏に。
家に帰りたい、お金がないなどなど。
その時、本で読んだことを思い出しました。
「演技をしてみよう」と…
いままでも母の話に合わせることは
やってきました。
でも、理不尽な要求や要望はどうしても
受け入れ難く、説明や説得に失敗して
喧嘩になる。そして、母は興奮状態へ…
 ならば、いっそのことすべて受け入れて
みよう。演技でも頭を下げてみよう。と
思いました。

抵抗感はすごくあります。
私に非はまったくないのですから(笑)

その際、私は無の境地(笑)
しかし、謝るときは口だけと悟られない
ように演技で申し訳なさを出しながら
謝ります。

効果は…ありました。
まず興奮状態までいかないので、
こちらの話を少しは聞いてくれます。
また、冷静になると言い過ぎたかなと
思うようです。

本では怒っても事態を悪化させる。
ならば、演技でも謝り、受け入れて
最小限にとどめる。そういう内容でした。
今のところ、最小限にとどめられています。

自分は半信半疑でした。
甘やかすことになる。
悪いことは悪いと言わなければ。
そういう当たり前の常識で考えていました。

しかし、そもそも母の世界ではその常識が
通用しない。違う世界で生きている。
なら、そちらの世界へ合わせてみようと
考えてみました。

感想として上手くいっています。
怒りはもちろんありますが、冷静に怒らず
受け入れる。諦めにも近いですが…

感じることは、本当に人格が変わった訳
ではないということ。
意地の悪いことも、理不尽なことも言います。
しかし、あれをやれ。これが欲しい。
というような要求がエスカレートすることは
今のところないのです。(母の場合ですが)

母の中に優しさや申し訳なさという
気持ちがあるとわかり、少しほっとしました。

と言いながらも、反射的にイラっとする
こともあり、まだまだ修行が必要です…