照らしているの
照らされているの

お互いに大切なこと
気づいているだろうか



素直に
言葉を紡ぐことが
出来なくて

絡んだ糸みたいに
思いが迷路で迷子


届きそうで
届かないこの手

どこに行けば
いいのだろうかと

行き場を
探して止まない


ふと誰かに
呼ばれた様な気がして
振り向いてみたけれど

誰も
居るはずもなく

そんなこと
知っているのに…


いつの間にか
思いは深く沈み

出口は
遠ざかるばかりで

何が
不安なのか

何を
信じられないのか

どんどんと
殻は厚くなるばかり



ねえ…

顔をあげて

こっちを見てよ