続き
身近なたとえ
一応整理はついたが、まだ何だかモヤモヤする。
そこでいつものように(?)身近な物に置き換える。
E-H対応、E-B対応何れでも関係式は次式。
D =ε0E + P ・・・・・(式1)
B = μ0H + μ0M ・・・・・(式2)
ここで下図のように各量をイメージする。
D:商品の値段
E:現金
P:アマゾンポイント(PointのP)
B:給料明細額面
H:手取り(HandのH)
M:天引き
先日アマゾンでASICSのランニングシューズを買ったが、仮に10000円とする(D=10000)。
アマゾンクラシックカードで支払えば1.5%のポイント(150円分)が付与され、次回以降の買い物に使えるから、今回のランニングシューズは実質9850円となる(E=9850、P=150)。
よって(式1)は次式となる(簡単のため係数は1)。
(式1)’: 10000(D) = 9850(E) + 150(P)
ランニングシューズを買った直後、強制的にアマゾンPrimeに入らされたから、今はポイント2.0%
すると(式1)は次式となる。
(式1)’’: 10000(D) = 9800(E) + 200(P)
 
居住する自治体により住民税は異なり、また、毎月の生命保険の支払額も変化(大抵値上がりだが)することもあり、収入は一定でも様々な要因で給料の手取りが変化することはありうる。
僕のように一生昇給しないうだつの上がらない男を想像するといい。
しかし例えば競艇のある自治体に移転すれば住民税は安い。
そういう自治体は子供の医療手当はどうなのだろう?
生命保険もオプションを削れば安くできる。
こういう涙ぐましい努力で天引きが減る、手取りが増える。
生命保険の支払いが減って課税対象額が減れば税金が増える。
あちこち調整しまくってある値に収束する。
まさにHとMの関係のたとえにピッタリ。
仮に年収額面1000万円(夢だ!)(B=1000)、手取り600万円(年収1000万の人の税率なんて知らないが)(H=600)、天引き400万円(M=400)とすると(式2)は次式となる(簡単のため係数は1)
(式2)’:1000(B) = 600(H) + 400(M)
別の自治体へ移転して税率が変更になり、天引きがM=350となった場合は(式2)は次式となる。
(式2)’’:1000(B) = 650(H) + 350(M)
 
 

アンペールの法則の対比

アンペールの法則を、Bについて立てる場合と、Hについて立てる場合を下図に左右に対比する。
(本当は左右逆が良かった。撮影時気付かなかった。)
このようにHは磁化電流密度を一瞬忘れることができることがメリット。
磁化電流密度による影響をHに繰り込む---と考えることもできる。
これが、
Hは磁性体による影響を記述するために作った量
の意味だ。
 

また40000字が・・・・・と怒られたから一旦閉じる(続く)。