例えば、参考書を読んで理解してその内容をノートに書いたとする。

翌日になるとその内容をほぼ忘れるからまた最初から書き直す。

そんなことを10回以上も繰り返していると効率が悪い。

まあ、そんな愚鈍な方法をとらなければ僕の頭は記憶しないとも言えるのだが、それにしても1歩進んで1歩さがるの繰り返しでは進歩がない。


そこで、重要な、基本的なことは、データ化して印刷してはどうかと考えた。

データ化、即ちTexでの入力を意味する。

この半年か1年くらいTexの入力はやってはきたが、床に胡坐をかいての入力は長時間はつらい(以下「胡坐PC」)。

机に向かってやりたい。

そんなことからPC環境の変更or拡張を考え始めた。


机には5年位使っていないデスクトップPC(ASUS)が1台ある。

なぜ使ってないか?

調子が悪いからだ。

使っていると突然電源が落ちるのだ。

UbuntsuとWin2000のDualブートなのだが、どちらのOSでも同じ現象が起きるから、電源のハードウェアの問題か、BIOSの問題か・・・。


机でPCを使う方法を色々考えた。

[案1]

ベアボーン(本体15000円以上)を購入する。

OSはUbuntsu

CPU等追加すると結構な値段になるからボツ。


[案2]

現有のデスクトップが突然落ちる原因が過負荷にあるとすれば、HDD・光ドライブを取り外し、USBメモリでの運用とする。

Ubuntsu14.04LTSはUSBメモリブートサポートらしい。

で、現有PCのBIOS SetUpを確認したところ、どうもUSBブート非対応のようだ。

ボツ。


[案3]

スマホをデスクトップPCにする。

TeamViewerというソフトをスマホとASUSへインストールしてスマホからASUSへログイン。

極めて簡単にできた(スマホにTexをインストールできればいいのだが)。

あとはスマホにディスプレイとキーボードとマウスをつなぐだけ。

しかしこの3つを有線で同時につなぐことは結構難しいらしい。

できたとしてもベアボーンが買えるくらいの出費になりそう。

ボツ。


[案4]

胡坐PCをマルチディスプレイにする。

買った!



これで、胡坐PCのメインディスプレイは寝っころがってTV観賞用、USB接続の第2ディスプレイは机の上。

キーボードとマウスは無線だから全く出費なしで胡坐PC直前から机の上へ移動。

PC環境拡張完了!

勉強環境整備完了!



で、実際の使用感だが、

(1)サブディスプレイにはタスクバーが現れない

(2)メインとサブでディスプレイの縦横比率が異なる

(3)無線式のキーボードとマウスの動作が、距離が増えた分不安定

といった問題点が。

(1)(2)については胡坐と机を画面のプロパでメイン・サブの切り替えをするしかないかな。

(3)については胡坐PCから机まで敷設したUSBケーブルの机側にUSBハブを設置して、そこからディスプレイ・キーボード・マウスに分岐しようか。


今机の上の新環境でこのブログを書いているのだが、胡坐での入力と異なり背中が痛くならないことだけは確実に言える。


さ、Tex、頑張らなくちゃ。