キンポウゲ科(Ranunculaceae); イチリンソウ属(Anemone); シュウメイギク(A. hupehensis); 変種シュウメイギク(A. hupehensis var. japonica)
学名: Anemone hupehensis var. japonica
和名: シュウメイギク(秋明菊)、キブネギク(貴船菊)
英名: Japanese thimbleweed, Japanese anemone

 植えてもいないのに釜石の庭に突然シュウメイギクが生えてきた。白花の一重の花だ。
 シュウメイギクを調べてみると、古い時代に中国から入ってきた栽培品が野生化したものだという。別名貴船菊ともともいうが京都の貴船に多かったことに由来するという。しかし、これらのシュウメイギクは八重咲きであり、萼片が30個あり、外側のものは厚くて淡緑色、内側のものは紅紫色または白色の花弁状であり、果実は出来ず、地下匍匐枝で増殖するという。
 となると、釜石で生えてきたのは何なのだろう。この白花の一重の花も一般的にシュウメイギクと呼ばれているらしい。しかし、こちらの方はどうやら園芸品種でイギリスで育種されたものらしい。こちらの方は果実が出来るのでその種がどこかから飛んできて生えてきたということのようだ。
 シュウメイギクというが菊ではなくキンポウゲ科の植物である。種が飛んであちこちで増えるのだろうか、最近は白花一重のシュウメイギクを良く見かけるようになった。


釜石の庭に突然生えてきたシュウメイギク。まだ蕾が多い。(釜石市中妻、2013年8月27日)



花をアップ。(同上、2013年8月28日)



同上。花がたくさん咲いてきた。(同上、2013年9月4月12日)