遊✰︎戯✰︎王 デュエルモンスターズの個人的評価 良作アニメ | りょうぴーの自由奔放批評空間

りょうぴーの自由奔放批評空間

どうもりょうぴーです。このブログは僕の好きなゲーム、アニメ、音楽、映画、特撮に関するレビューが中心です。
度々酷評もあるので悪しからず。
コメントはリブログのみで受け付けます。

評価 良作アニメ

シナリオ 20点 熱くなれる面白いストーリー。
作画 14点 基本的には良いのだが作画が安定していない時もあった。
声優 13点 遊戯役の風間俊介さんの初期のころの棒読みがシーンと噛み合わない…
設定 15点 キャラクターはとても良い。一方で初期のカードの効果の謎解釈は理解し辛い。
音楽 16点 オープニングは微妙なものもあるが。大抵は良い出来。
総合得点 78点

・漫画原作人気カードゲーム「遊☆戯☆王」を基にして作られたアニメ。東映版がこれ以前に放映されていたが、現在メディア化されていない。
かなりの大作でなおかつこれでも原作漫画の途中部分から開始してあるため手短にあらすじを説明するが、「千年パズル」を解いた少年、武藤遊戯がモンスターを召喚するカードゲームで戦う物語。個人的には初代だけあってやはり面白い作品だと感じた。

評価点はこのようなところ。
ストーリーは非常に面白い。中盤からはダークな部分もありながら少年漫画らしい王道的なワクワクさせられる展開が面白い。特にバトルシティ編は、強力なモンスターや神のカードの登場、OCG要素の本格導入で激しい駆け引きやカードゲームらしさを魅せてくれる。
キャラクターも魅力的。2つの人格を併せ持つ遊戯や遊戯の親友の城之内、遊戯のライバルである海馬のような魅力的なキャラクターが多く出ており、また、原作の補完に当たるアニオリシーンでキャラの心情もしっかり描かれている。
曲も主題歌はもちろん、BGMはどれも印象的で良い。特に有名なのはドーマ編の羽蛾との決着の際に流れた「クリティウスの牙」は流れるタイミングの良さやその後の展開や勢いも相まって非常に気分の揚がる曲。

不満点はこのようなところ。
遊戯役の風間俊介さんの初期の演技は、素人が聞いても苦笑せざるを得ないほどに残念。尤も、現在ではその時の比にならないほどに上達して今ではかなり良い演技になっているが。
作画も所々が安定しない所があり、基本的には若干溶けてる位ではあるが、海馬の顎が尖ってしまったりするようなはっきり見える崩れも多少目立っていた。

原点だけあって、かっこいいモンスター、盛り上がれる場面、熱いバトルというような遊戯王らしさの詰まった作品。カードゲーム好きならオススメする。