アルスラーン戦記(TV放映版)の個人的評価 神アニメ | りょうぴーの自由奔放批評空間

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評価 神アニメ

シナリオ 20点 壮大で骨太なシナリオが魅力。
作画 16点 作画の出来は綺麗なもの。
声優 16点 声優のキャスティングも良い。
設定 20点 スケールの広さやキャラクターの見せ方も良い。
音楽 20点 主題歌、BGMは素晴らしい。
総合得点 92点

・『銀河英雄伝説』の田中芳樹先生の原作小説、そして『鋼の錬金術師』の荒川弘先生が漫画の作画担当をしている作品が原作。滅亡した王国の王太子アルスラーンが、王国を取り戻すために旅をする物語。個人的には、ファンタジー作品では屈指の傑作だと思えるほど面白かった。

評価点としてはこのようなところが挙げられる。
まずシナリオは、非常に見ごたえのある、重厚な造り。主人公であるアルスラーンの成長や、戦場で繰り広げられる戦争、知略を活かした政治劇等、見所が多く、その見所一つ一つが面白い造りになっている。
作画も綺麗ながら迫力がある。バトルシーンやシリアスなシーンの演出に合っており、その良さ、味を出している。
世界観も戦記ものにあるような舞台設定は良く、キャラクターも、一見良くいそうなキャラクター性ながらも付け方が良く、魅力もある。
声優はそれなりに豪華。小林裕介、細谷佳正、浪川大輔、花江夏樹、KENN、梶裕貴等の有名声優の起用が多い。

微妙な点は、キャラクターデザインが少しいまいちな点。といっても悪いわけではないのだが今一つな、これじゃない感のある印象。

深みのある魅力的な内容や、息をのむようなバトル描写だけでなく、頭を使うが良さのある政治戦略や謀略と、面白い要素に恵まれ、作画、音楽のクオリティの高さもこれらを引き出してくれる面白いアニメ。気兼ねなくみられる戦記、戦略アニメを見たい人にオススメする。