五等分の花嫁の個人的評価 クソアニメ | りょうぴーの自由奔放批評空間

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評価 クソアニメ
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ものすごく適当なヒロイン紹介。
上の真ん中の子が長女の一花。
一番右上の子が次女の二乃(僕の推しです)。
一番左上の子が三女の三玖。
右下の子が四女の四葉。
左下の子が末子の五月。


*この絵を覚えていて下さい。

シナリオ 7点 テンポが改悪されたが、シナリオを通せばかろうじて体裁は保たれている。
作画 0点 ところどころ不安定な場面や、これはいけないと言わざるを得ないひどい作画もある。
声優 7点 有名、人気声優を起用した…しかし演技や声がイメージとずれ過ぎてかえってマイナスに。
設定 16点 キャラクター設定は良かった。
音楽 5点 微妙。ありきたりな音楽。
総合得点 35点

・春場ねぎ先生の同名の漫画が原作。
自分は原作をある程度位だが読んでいる。ちなみに原作は非常に面白く、自分の中ではラブコメ漫画ではトップクラスの面白さがあると思った。そんな良作ラブコメのアニメ化と聞いて、盛大な期待と一抹の不安を抱き、いざ視聴してみた。
するとどうだろう。原作と比べて圧倒的に悪いクオリティに仕上がってしまっているではないか!
原作が素晴らしいんだからアニメもきっと面白いんだろうと思う。そう考えていた時期が僕にもありました。まあ要するにクソアニメへと成り下がってしまった。
とりあえず評価点と批判点(というよりほぼ批判点)を紹介していくことにする。

評価点は、シナリオとしては成立しており、違和感はない。音楽もありきたりだが悪くない。キャラデザインには恵まれている。髪の色で差別化されているのは残念だが。

では次に膨大とも言える問題点。
まずは、何といっても作画の質の悪さである。恵まれたキャラデザからの糞みたいな作画が目につく。一応名義上は手塚プロダクションがアニメーション製作を担当しているのだが、まぁひどいの何の。さすがにあの『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』よりはマシだが、それでも見ていて不安になるような作画が多い。


比較的マシだけど…顔が何か違和感…

顔が少し崩れ気味。特に二乃(一番右)。

どうしてこうなった(半ギレ)

一瞬にして変色するダイナミックタオル。

ダイナミックブライド。顔の崩れっぷりが半端ない。

この作画崩壊には同時期に手塚治虫先生の手掛けた作品『どろろ』のアニメが放送されており、そちらの製作に集中するがためにこのような作画になってしまったのだろう。そのため、スタッフが露骨に手を抜いたというのは風評被害であり邪推である。(と思う。そう信じたい。)

続いては声優に関して。花澤香菜、竹達彩奈、伊藤未来、佐倉綾音、水瀬いのり、主人公役に松岡禎丞と人気声優が中心。一見キャスティングは悪くない…と思ったら大間違いである。演技指導を行ってないのか、声優のことを詳しく知らず有名度で選んだのか、違和感全開の声になってしまっている。特に風太郎役の松岡禎丞はミスキャスト感が拭えないと思った。
ちなみにこの問題は、原作であった五つ子ということを活かしての他姉妹へのカムフラージュ設定に説得力を無くしているという所に直結している。この設定は原作でも特に良かった設定だけあって、何で改悪したのかと思わされる。

声優のキャスティングは当てはまりより人気だけを重視した結果の噛み合わない演技、とてもじゃないが良いというには程遠い作画、原作からの設定改悪という糞要素の三重奏。低予算でもここまでひどくはならないはずなのに、この有り様というのを考えると、スタッフには作品に対する愛や熱意どころかやる気があるのかすら疑問視してしまう。二期が一応やるらしいのだが、仮に一期と同じスタッフでやるとしても原作への見解や知識位は頭に叩き込んで欲しいものである。