シナリオ 17点 理解力がないと詳しく分かりにくいが、深く考えなくても面白い場面も多い。
作画 20点 作画の出来はやはりトップクラス。
声優 18点 ベテランや実力派揃い。
設定 15点 設定は…初見だといまいち分かりにくい。ただ、fateの中では比較的覚えやすい。
音楽 16点 音楽もなかなか良い。
総合得点 88点
・Fateシリーズの原点、stay nightのアニメ化。しかし今回のUnlimited Blade Works(UBW)は旧アニメ版とは違ってヒロインとルートが異なる。旧版もなかなか良かったが、今回のufo版も非常に良いクオリティだった。
評価点から説明するとこのようなところか。
物語は、手にしたものの願いを叶える『聖杯』を巡る魔術師(マスター)と、使い魔(サーヴァント)がコンビを組んで戦う『聖杯戦争』に、主人公が巻き込まれてゆくという内容。キャラクターの活躍や描写、人物像を上手く描けており、深みを感じられる内容となっている。物語を彩る舞台設定や世界観もやはりしっかり練られており、印象に残る。
作画については、ufotableの高いアニメーション技術による大迫力のバトルシーンが必見。
音楽も印象に残る曲があり、OPに関しては非常にかっこいい。
声優も、杉山紀彰、川澄綾子、植田佳奈、諏訪部順ー等の経歴や実績、実力のある豪華さ。
では次に不満点。
これに関してはfate作品全般に言えたことだが、やはり会話シーンがちょくちょく挟まれ、テンポが悪いという点。慣れればそこまで気にはならないが。
旧版とはまた違った良さを見せつけてくれたこのUBW。fateシリーズの入門編としても、fateシリーズを総括させてから見ても非常に良くできたアニメである。
